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E-STUDY INDIA CROSS-CULTURE & NURSING PROGRAM Day4

インド研修

2022.05.03

第4回 e-study India program

NGO: Door Step Schoolの活動風景

NGO: Door Step Schoolの活動風景

インドでは、様々な理由で学校にいけない子どもたちが少なくないことを知りました。

Every child count、
誰もが大切な"ひとり"。生まれた環境に関わらず、すべての子どもが教育を受けられるように。
本日は読み書きや初等教育を提供する活動を行っている NGO“Door Step School”の活動について学びました。
実際に、オンラインで建設現場に併設された簡易教育施設内や学校がない地域に赴いたバス(教育施設として改装されている)のなかと画面越しにつながり、そこで学ぶ子どもたちの様子を知ることができました。

子どもたちが、はちきれんばかりの笑顔とエネルギーで勉強したり遊んだりしている姿に、学校教育が子どもたちに与える影響の大きさと重要性を痛感せずにはいられませんでした。

2限めは、インドの伝統医療
「AYUSH (Ayurveda, Yoga and Naturopathy, Unani, Siddha and Homoepathy) 」について学びました。
インドでAYUSHの医療・治療を受けたいと望む国外の人々のために、治療を受けるためのvisaが発給される見通しとのお話しも伺いました。
インドの人々のより身近な医療として広く浸透しているAYUSH。
私たちにとっても身近な医療となる未来がくるかもしれません。

最後はインドのポップな音楽に合わせて踊る、“ボリウッドダンス”で締めました!

インドの伝統医療「AYUSH」 について

インドの伝統医療「AYUSH」 について

アーユルヴェーダを学んでいます

アーユルヴェーダを学んでいます


学生が講義の御礼をスピーチしました

学生が講義の御礼をスピーチしました

日本の学生からの発表「日本の祝日」

日本の学生からの発表「日本の祝日」

ポリウッドダンスをしています!

ポリウッドダンスをしています!

本日の研修を通して感じたこと・学んだこと

  • ドアステップスクールについてのお話で、パブリックスクールは無料であるのに両親の間では送り迎えができない(時間がない)であったり、言葉を学ばなくても働くことができることから、読み書きを学ぶことは時間の無駄だと考えたりすることが多くあることにとても驚いた。また、そのような環境で育つ子どもたちが率先的に学ぶことのできるドアステップスクールのような取り組みは素晴らしいと考えた。
    また、ドアステップスクールでは読み書きや英語だけでなく、健康のために清潔にするなど、生活に必要なことも学ぶことができることはとても重要なことだと思った。
  • パブリックの学校は無料で授業が設けられており、貧困格差により読み書きできない子供たちにとってはとてもいい所にもかかわらず、親が「行かせる時間が無駄」だと思ってしまう方もいるということが印象的でした。
    また、隣町だとしても言語が異なってくるインドだからこそ言語が異なるためパブリック学校に行かせても意味がないという考えも出てきてしまう点に少し納得しました。
  • インドの子供は家に読む本もなく本の読めるところにみんなで集まったりして過ごしていること、読み書きも上手くできない人もいると聞いて、とても驚きました。
    誰でも当たり前のように学校に通ったり働いたり、休日遊んだりできると思っていたのですが今回の話を聞いて学校に通えていることにもっと感謝しようと思いました。
  • AYUSHについては、伝統的な医療行為やヨガなどが国から公的に認められていることに驚きました。
    ヨガや薬草などの「自然療法」について、最初はそんなもので治るのかなと疑って聞いていたけど、効果があることが分かってすごいなと思いました。
  • AYUSHというなかにヨガやアーユルヴェーダ、ウナニなど伝統的な医療があることを学びました。
    自然にあるものを使って病気を治したり、体のバランスを見てどこが崩れているかで薬を出したりとインドにはこんなにも素敵な魅力があったことを学べてとても良い機会でした。
  • 日本は病気になってからの治療を大事にする風潮があるように感じるが、ヨガや漢方などでの予防も大事だなと思いました。また全体を通じて日本とは文化や医療に対する考え方やシステムが違うインドのことを知ったおかげで自分の中で持っていた貧困の人は医療が受けられず亡くなってしまうといったような思い込みがなくなったように思います。
  • アユールベーダでは薬をあらかじめ作るのではなく、診断の状況に応じていろんな薬のもとを混ぜていき、調合して完成させ、それをオイルのようにしてマッサージによる治療をしていることも学びました。