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ハンガリー研修(4年生)11~14日目

ハンガリー研修

2022.08.27

学生リポート

8/27(11日目)

本日のオープンキャンパスでは現地から中継を繋ぎ、ハンガリーの街並みと共にハンガリー研修や大学生活についてオンライン中継を行った。

8/30(14日目)

ハンガリー軍事病院における脳神経の救急医療と演習

脳卒中における観察、症状の徴候、処置について、座学と脳神経系の集中治療室や一般病棟を回って、昨日のERとの繋がりの中で、学ぶことができた。
講義では、発症時には、顔面の下垂や呂律が回らない・失語症が生じるなどの徴候が見られることから、それらのサインの原因を十分に理解し、患者の状態を把握する必要がある。また、脳卒中治療は時間との勝負であり、救急医療の重要性や国際的な脳卒中の標準的な指標があることも学んだ。
脳神経系の集中治療室や一般病棟での研修では、脳神経系の医療について学んだ。脳卒中医療チームには、専門看護師が加わり、4.5時間以内の血栓溶解療法、6時間以内の血栓除去術での治療を行い、24時間の観察を行うなどの処置をしていた。明日は、血栓溶解療法やカテーテルでの血栓除去術を観ることになるので楽しみである。
患者の状態を見ながら看護を行うことが大切であり、看護師が患者の気持ちに寄り添い、看護を行うことが重要であることを聞き、看護師の役割をあらためて認識できた。

軍事病院のERシミュレーション室で、マネキンで胃管の挿入と心肺蘇生の演習を行った。そこでは、胃管を挿入するための手順だけではなく、説明と同意など基本的なことに加え、実践的なことを同時に学ぶことができた。特に、挿管をするための器具に触れ、それを使ってチューブを入れるという経験は、救急医療に特化したプログラムであり、病院だからこそできることであり、私たちにとって多くのことが学べる1日となった。

Hiroto

心肺蘇生の演習

心肺蘇生の演習

脳卒中医療の講義

脳卒中医療の講義

胃管挿入の演習

胃管挿入の演習