ハンガリー研修(4年生)31・32日目

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~ 学生リポート ~

9月15・16日(31・32日目)
 

【研修まとめ:課題への取組み発表と考察】

研修期間にICUERなどで観てきた患者の状態や治療に関するまとめとなる形で、内分泌関連の講義と救急時の薬物に関する話で講義は締めくくられた。講義から薬物治療については国家試験対策では単純に考えていた話であったが、内分泌系の機能亢進や抑制によって、様々な症状・疾患に繋がることを理解しておく必要があると感じた。救急時痛みが重要視されない傾向にあるが、患者の痛みは様々な関連した症状を引き起こすことから、痛みのコントロールは救急時にも重要であること、医師や看護師の対応でも痛みを和らげることができるというICU所属の麻酔科医の話には励まされた。

まとめの発表での課題は、①教育システム、②トリアージ、③救急ケアとALSについて/心肺蘇生法、④急性期のケア、⑤EBMEvidence Based Medicine:確かなデータに基づいた治療・ケア)、⑥生活習慣病と食について である。グループに分かれ、英語でスライドを作成・発表した。

これまで研修で学んだことを盛り込んだスライドは各々の学生が吸収したことが多くまとめられ、学びの共有の場となった。その中でハンガリーと日本の相違も比較した。発表の後にはハンガリーの学生や、先生の意見・感想を聞くことができた。共通していることは多くあることを認識しつつも、文化の違い(はずせない色眼鏡)の存在を認識できた。今は多文化理解というようだが、医療職として患者と接するときにも、この異文化理解を考えることが大事であると繋げることができた。

午後、修了式が行われ、そして研修中に関わった人たちとお別れ会をした。日本の学生からは、日本に関するクイズや、室内ゲームを紹介し、一緒に楽しんだ。また、研修期間一緒に学んできたハンガリーの学生から、ハンガリーの伝統的なダンスと山口県の盆踊りを教えて頂き、みんなで踊り楽しむことができた。また、ハンガリーのマチョー柄のような手作りパッチワークを頂いたり、日本の学生側からも、日本のお菓子や小物をメッセージと共にプレゼントしたりして、交友を深めた。現地の学生も含め、料理を食べ、お話をしながら、良い時間を過ごした。

最終日となる32日目は帰途につくまでの時間を学生交流しながら、日本へのお土産を一緒に考えてもらったり、再会を約束したりして、名残を惜しんだ。

救急医療という専門的な研修だけでなく、学生交流も含めて、本当に充実した32日間の研修であった。まだ何かはっきり分からないが、将来に向けたスタート地点に立ったという気持ちになって、ブダペストを発った。

Moeka,Marina,Misaki,Rinka

 

修了証をもって撮影
 
交流を深めました