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2023年度 ハンガリー研修 6日目

ハンガリー研修

2023.08.22

2023年度 ハンガリー研修 6日目 8月22日

「ハンガリーの歴史と文化、少子化の解決探索」

・ハンガリーの国歌を和訳すると・・・、『おお神よ、ハンガリーの国をあなたの恵みと恩恵で祝福してください あなたの見守りの腕を伸ばしてください 敵との争いの間 長く悪しき運命に引き裂かれています 安らぎの時をもたらしてください この国は過去と未来のすべての罪に苦しんできました』という、重い歌詞であると感じました。ハンガリーの歴史を学んだ上で、この国歌の意味を知るとより感慨深いものだと思いました。

・1873年にペスト、ブダ、オーブダが統合され、ブダペストは私達の知るヨーロッパの大都市になりました。当時の建物、オペラハウス、国立美術館、国会議事堂は、今でも街の風物詩となっています。ヨーロッパ大陸初の地下鉄道が運行を開始したことで、目覚ましい産業の好転がハンガリーで始まりました。これらの学習を通して街を歩いてみると、国旗の真ん中に穴が空いていることや、都市・郊外の違いなど、気づきが多く視野を広めることができました。

・今日の講義の最後に、「国がお金をかけても少子高齢化は止まらないのはなぜか?」聞かれました。この問いの答えを研修期間中に見出していきたいです。

【ハンガリーは当時、ソ連からひどい扱いを受けていました。自国の主権を取り戻そうと立ち上がりましたが、ソ連軍による武力の攻撃はすさまじく、国内の抵抗も1週間ほどで鎮圧されてしまいました。旗の中央には、ソ連式の国章があり、動乱のときにそれをくり抜いたそうです。真ん中に穴が開いた国旗は抵抗の証であり、ハンガリー人の誇りとなっています。】

 

中央に穴の開いた国旗