This page does not support translation languages. ×

2023年度 ハンガリー研修 10日目

ハンガリー研修

2023.08.26

2023年度 ハンガリー研修 10日目 8月26日

「世界陸上2023Budapest観戦から学んだこととカフェで感じる歴史」

 今日は、世界陸上チャンピオンシップ2003(世界陸上)を観戦しに行くことができた。世界陸上は、国際陸上競技連盟(World Athletics、旧称:国際陸上競技連合)が主催する、世界各国の陸上競技選手が競う大会で、1983年から開催されており、通常は2年に1度行われる。この大会は陸上競技の最高峰の一つとされ、各種目で世界中のトップアスリートが競う。様々な種目が含まれ、100メートル走や走り幅跳び、砲丸投げなどがあり、歴史的な瞬間や記録更新が数多く生まれる国際的なスポーツイベントである。その世界陸上が私たちのハンガリー研修の期間とタイミングよく重なったことは、とても幸運だと感じた。

世界陸上を機に新設したスタジアム

初めて世界陸上を生で観戦、特に棒高跳び競技であったこともあるが、日本・アジアの選手は他国の選手と比べて手足の長さや体格が異なり、他国の選手に比べて不利であると感じた。しかし、日本人選手も自身の強みや特性を活かして世界舞台で成功を収めるケースがある。それは、技術・トレーニング・戦略などが成功に影響を与える大きな要因であり、私達も強みや特性を活かして世界舞台で成功を収めるように努力することが大切だと考えた。

山下選手は12位

さらに、選手に対する応援が非常に印象的であった。それは、ブダペストに集った観客は自分の姿がスクリーンに映ると、音楽に合わせて堂々とダンスをして楽しみながら声援を送っていた。その自分自身を思い切り出すことができる姿に感銘を受けた。よく言われる日本人の控えめな性格は、この研修でも強みにはならず、しっかりと質問やコメントを発することが、私達も世界舞台で生きていくには必要と感じた。

世界陸上の後、私達はブダペストで最も人気のあるカフェである「New York Cafe」に行きました。そこは、ハンガリーの歴史的なカフェで、19世紀末から20世紀初頭にかけて、文化や芸術の中心地として繁栄した。建物自体も美しい装飾や豪華な内装で知られ、一時期は「世界で最も美しいカフェ」とも称された。著名な作家や芸術家、政治家たちが集まる場所として知られ、カフェの歴史には多くの文化的な出来事やエピソードが刻まれている。その後、長い年月を経て、一時的に閉鎖された時期もあったが、後に修復され、再び一般に開放された。豪華な食事や飲み物を提供することでも知られており、観光客や地元の人々にとっても、歴史的な価値と共に、特別な場所として訪れる価値のあるスポットとされている。実際に行ってみると、バイオリンやピアノなどの演奏を聴きながら、ヨーロッパの古風な雰囲気を体感しながら食事を楽しむことができ、貴族になった気分を味わうことができ、非常に貴重な体験となった。

別のグループは:本日は、城西国際大学のオープンキャンパスであったため、ハンガリー研修とルワンダ研修の様子をオンラインで伝えた(7:45~8:15am)。ちょうど世界陸上チャンピオンシップの女子マラソンの日で、中継したハンガリー国立歌劇場(オペラ座)前では、オペラで選手たちを励ましていて、その間の応援の「Go! Go! Go! Come on!」という言葉が耳に残り、印象深かった。その後、ホテル中庭からも中継し、少しでも高校生にハンガリー研修の内容や楽しさが伝わっていればいいなあと思った。

その後、世界陸上のために作られたスタジアムで競技(棒高跳び)の見学をした。そして、予定していた郊外のセンテンドレという日本でいう東京に対する鎌倉のような趣のある街に行った。そこには日本庭園があり、日本語を学ぶハンガリー人によって、日本文化展が行われていた。 

着物・浴衣の着付、舞踊、習字、折紙、アニメなど、家族で日本文化を楽しんでおり、関心の高さを感じただけでなく、文化的な交流で一緒に楽しむことができた。

センテンドレの日本庭園で習字を楽しむ