インド研修
2023.09.08
今日は午前にインドのPublic HospitalであるSasson Hospitalへ見学に行きました。
午後はインドの特徴的なASHA workerについて講義をしていただきました。
・中高生の頃から写真や本などから病院の医療格差や環境などは学べるけど、実際行ってみると想像の何倍も医療提供する環境が整っていないことに衝撃をうけました。学んでいたことで理解していたつもりでも見学してみるとどれだけ日本の医療環境が整っているのか分かったし、病院内の空気や環境の違いも実際体験しないと分からないなと感じました。
・ドアが鉄格子でできていたり、ベッドとベッドの間にカーテンがなくてびっくりした。しかし、そういった作りになっているのには理由があると思うのでどんなメリットがあるかもっと自分でも考えられるよう勉強したいと感じた。
・病院の近くまで野良犬が来ていたり、病院内に迷彩柄の服を着た男性を何人も見かけたのは、日本とは違うなと感じました。病院には1000以上の病床があると聞いた時はあまりの多さに驚きました。今回病院で見たことや聞いたことを、日本の病院と比べて、違いをもっと正確に知りたいと思いました。
・ASHAという日本には無い職業のことを知ることができました。結婚歴のある女性が自主的に自分の村のASHAになり、国に認められ、看護師の方々と一緒に活動をしています。ASHAの説明を聞くと、子どもへの健康指導や妊産婦や母親への指導など、保育士と助産師が合わさったような仕事のように感じました。
・インドは感染症の宝庫といわれ、様々な感染症があり、これは都市部でも例外ではないことを知りました。ASHAは農村部の人々の家を一つ一つ訪問して注射を打っている。人口が多いインドでそれができるのは本当にすごいことだと思った。
・アーシャ(Accredited social health activist)について学んだ。アーシャは特に女性や子供を対象にしており、それらの人達は医療サービスにアクセスすることが難しいとわかった。また、アーシャは女性や子供に健康上(栄養、衛星習慣など)の知識や情報を提供しており、より身近な存在なんだと思った。