アメリカ研修　６日目

アメリカ研修　６日目（３月１５日）

今日は病院研修最終日でした。
午前中に５つの講義を受け､午後に病院見学をさせていただきました。アメリカでは主に3つの病院外部評価の認定機関があり、その中でもアメリカの約80%の病院がTJC(The Joint Commission)に認定されていることを学びました。また、アメリカは多文化社会であり宗教の違いがあってもそれを尊重する医療の形であることを知りました。働き手として宗教の違いは考慮されているのか質問したところ、ヘルスケアワーカーは患者さんの必要を満たすことが仕事なので､自分の信仰する宗教によって仕事を制限することはないそうです。
午後の病院見学では、救急外来､ICU､脳外科､循環器病棟へ行きました。日本のような4人以上の部屋がないこと､救急外来ではNPという職種のナースが診察や医療処置も行っていること､心臓のカテーテル手術も翌日に退院できることなど日本とは違うアメリカの医療を見ることができました。

H.M N.S S.H

 

脳外科病棟の入院セット

ICUの病室の壁にある患者さんの予定表

医療情報の取り扱いについての講義