オーストラリア研修
2025.08.31
今回のオーストラリア研修では緩和ケア・終末期医療に限らず、文化や価値観の違い、アボリジニの歴史などについて学ぶことができました。現地のナーシングホームや病院に訪れ、オーストラリアでの発展した緩和ケアや終末期医療についての学びを深めることができました。
看護学生として強く印象に残ったこととしては、オーストラリアでは、LGBTQへの理解が日本よりもずっと浸透していること、病院やナーシングホームで働いている人たちが楽しそうに働いていること、医療者はみな対等であるという考えが当たり前に広がっており、医師もそれを当たり前のように受け入れていること、「その人が自分らしく生きれる」が現実に実現されていること、移乗などは機械にて補助されており、介護者の肉体的な負担が少ないこと、オーストラリアでは、自己決定や自律に重点を置いたケアが提供されているのに比べたら、日本は、病院中心であり、利用者は受け身になりやすい医療、看護が提供されていると私は感じました。
他国の医療制度や医療現場の現状・看護に対する考え方を知る非常に良い経験となりました。
パース空港にて集合写真