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臨床教育 カリキュラム

充実した実務実習を支える病院・薬局事前学習

薬の幅広い知識を有しながら、常に人に寄り添うことができる医療人を育てる教育を推進しています。薬の効果や安全を確保するための科学的な知識を学びつつ、人に寄り添うための幅広いコミュニケーション能力を養成するカリキュラムを提供しています。薬理学や薬剤学などの薬の基礎知識は、人への作用へと広げられ医療薬剤学や薬物治療学へと発展させられます。医薬品情報学や病態解析学などの周辺知識を充実させながら、臨床コミュニケーション学演習を通して人へ寄り添いかたを学んでいきます。これらの学びのすべては、病院・薬局事前実習で統合され、病院や薬局での充実した実務実習へとつながります。

 

薬局・病院実務実習

実務実習は、薬学部で学んできた知識・技能・態度を基に臨床現場で「薬剤師として求められる基本的な資質」の修得を目指し実践的な臨床対応能力を身に付ける参加・体験型学習です。病院・薬局の実習期間は連続性のある22週間で、各施設11週間が原則です。大学は、実習を行う病院および薬局施設と連携し、一貫性を確保することで学習効果の高い実習を行います。

地域で活躍できる薬剤師を目指した特論演習科目

地域における薬剤師の職能の広がりに対応するための様々な特論演習科目を配置しています。これらすべては、生活者のライフスタイルや健康状況に応じ、それぞれの人に寄り添うことができる薬剤師の養成を目指しています。地域ケア特論演習や在宅医療特論演習では生活者のためになる地域医療のあり方を学び、薬局セルフケア特論演習、薬局機能特論演習、ジェンダー・ライフステージ特論演習などでは、生活者の近くでひとりひとりのライフスタイルに応じた健康サポートができる薬剤師の職能の重要性を学びます。

 

 
臨床教育科目群:学びのステップと学生の成長