理学療法士養成課程では、実際の患者様を対象に医療機関や福祉施設で現場実習をします。大学で学んだ、身体の機能の検査・測定(関節角度、筋力値の測定など)や、理学療法手技(関節角度の改善、筋力強化訓練など)について、現場の理学療法士が指導者となって経験・精度を高めてもらいます。あわせて、医療チームの一員としての関わり方と、他者とのコミュニケーションを学ぶ場となります。
5日間
理学療法士の働く現場を実際に見学させていただき、その役割や責任について理解を深める実習です。
15日間
現場の理学療法士の指導者のもと、理学療法に関する検査・測定を経験し、その精度を高める実習です。
20日間
現場の理学療法士の指導者のもと、検査・測定実習で得た経験と、学内で学んだ知識や技術を基にして理学療法の計画をたてるプロセス(痛みなどが生じる要因の分析など)を経験する実習です。
50日間
現場の理学療法士の指導者のもと、理学療法の計画と実施(治療)を経験する実習です。
10日間
現場の理学療法士の指導者のもと、通所施設や訪問リハビリテーション業務に参加し、地域に直接関わる理学療法士や関連専門職種の役割を経験する実習です。