令和4年6月25日、本学の理学療法学科と千葉県千葉リハビリテーションセンターとの共催で、市民公開講座「どうしよう・・・股・膝の手術」が開催されました。本学近隣に在住する方を中心に、多くのご参加をいただきました。また、本学の理学療法学科学生は、16名がボランティア協力として参加しました。
今回、感染対策とともに熱中症対策にも留意し、スタッフ一同がそれぞれの役割を担いました。当日の参加者にアンケートをお願いしましたが、多くの方に「大変満足した」というコメントをいただくことができました。
本学の理学療法学科では、授業以外に社会貢献の場をつくり、学生に経験・学びの場を幅広く提供することを意識しています。
内容は以下の3部に分かれて行いました。
千葉リハビリテーションセンターの整形外科医である常泉吉一先生に、本テーマをご講演いただきました。人工関節の手術に関する内容、手術後の経過状況など、詳細に説明いただきました。講演後、参加者の質問にも丁寧に答えていただきました。本学の学生もまた貴重な勉強の機会となりました。
千葉リハビリテーションセンターの理学療法士(宮澤先生、道家先生)を中心に、手術後に必要な体操や生活上の注意点について説明がありました。参加者の皆さんは積極的に体を動かしながら体操の方法を確認していました。学生もまた参加者のサポートにまわり、正しい方法についてアドバイスを行いました。
本学理学療法学科の教員の指導の下、学生が中心となって測定会を行いました。参加者の皆さんには、測定結果をお渡しし、歩行推定年齢と呼ばれる結果をお伝えしました。参加者の方から、「自分の身体の状況を認識することができました」等のコメントをいただきました。
また、次回開催に向けて良い企画ができるように検討していきます。今回参加を頂いた皆さん、ありがとうございました。