教員活動
2023.10.05
理学療法士はヒトの動きを分析するプロフェッショナルであり、日常生活およびスポーツ等で生じる動作を常に分析し、ケガの予防やパフォーマンスの向上に貢献する役割を担います。
今回、本学理学療法学科の大西忠輔教授が、スポーツコンディショニング研究所の代表である石渡俊彦プロゴルファーと共同研究を行い、アメリカの理学療法士であるNancy Hiltonが開発した特殊インソール(固有受容器インソール)や、膝装具の有用性について検証を行いました。
計測は、3次元解析装置という機器を用い、身体にかかる負担がどのように変化しているか等を確認しています。
なお、計測においては、3次元解析装置を用いて卒業研究を行っている理学療法学科4年生にサポートをしてもらい、円滑に進めることができました。
計測終了後、石渡俊彦プロのオーダーメイドインソールを用いた際の感覚を確認し、また、スイング動作におけるプロの着眼点との関連について議論を深めることができました。本学学生にもわかりやすく解説をしていただきました。
本学の理学療法学科では、教員が行う研究活動に対し、学生が主体的に関わり・学べる環境を提供できるように活動を行っています。
本学の主旨に賛同いただき、研究活動の場への学生参加を快諾いただきました石渡俊彦プロゴルファーに感謝申し上げます。