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理学療法学科教員が学術大会長賞を受賞

教員活動

2023.10.20

 

 

理学療法学科教員が学術大会長賞を受賞しました.

約2000人が参加し,590演題の研究が発表された「第11回日本運動器理学療法学会学術大会」において,本学科教員である横井悠加准教授の研究発表が学術大会長賞を受賞しました.

研究タイトル
産後の腹直筋離開と骨盤底機能,尿失禁および腰痛症状との関連:着目する評価部位の重要性について

『妊娠中は,子宮が拡大し腹直筋間(白線)が伸張されるため,多くの女性が「腹直筋離開」を経験します.それがどのように産後女性の身体へ影響を及ぼすのか,また適切な評価方法について検討し発表しました(横井准教授).』
 

妊娠や出産は,女性にとって心身ともに変化の著しい一大イベントですが母子の生命や産後の子育てに重きが置かれ,産後女性の身体的コンディションは軽視されがちです.しかし近年ではウィメンズヘルス理学療法という分野が発展し,産前産後の女性の身体的問題に理学療法が有用であることが明らかになってきています.本学で理学療法を学び,このような新しい分野で活躍する理学療法士が増えることを期待しています.

理学療法学科での研究教育活動への貢献

本学科では「卒業研究Ⅰ・Ⅱ」や「医療統計学」などの科目を通じて,学生の研究活動をサポートしています.横井准教授の受賞は,学生たちにとっても素晴らしいロールモデルとなり,学科全体の教育レベル向上に寄与しています.