城西国際大学 理学療法学科では、1年次から地域住民と直接関わり、身体機能測定や結果説明、コミュニケーションを経験する地域実践教育を行っています。
山武市本須賀第二区公民館しおさいにおいて、地域住民を対象とした体力測定会を開催しました。
当日は、理学療法学科教員が担当する正課科目「域学共創プロジェクトF」の履修学生と、1~3年生の学生ボランティアが参加し、地域住民の身体機能測定を行いました。
地域住民21名の身体機能を測定
今回の体力測定会には、地域住民21名が参加しました。
学生は、歩行速度やバランス能力など、日常生活に関係する身体機能について、参加者に測定方法を説明しながら測定を行いました。
理学療法士には、身体機能を正確に測定する技術だけでなく、測定の目的や方法を相手に分かりやすく伝えることも求められます。
学生にとって、大学で練習した測定方法を、実際の地域住民との関わりの中で経験する機会となりました。
「測定する」だけでなく、地域住民と会話する
体力測定会では、学生が参加者と会話をしながら活動しました。
地域で生活する方々と実際に話すことで、学生は身体機能の測定値だけでは分からない、日常生活や健康に対する考え方に触れる機会を得ました。
理学療法では、測定値だけを見るのではなく、その人がどのような生活を送り、どのようなことに困っているのかを理解することも重要です。
地域住民との直接的なコミュニケーションは、こうした視点を考える経験にもなっています。
1年生を上級生がサポート
今回の活動には、1年生から3年生までの学生が参加しました。
地域での体力測定を初めて経験する1年生は、上級生の説明や測定方法を確認しながら活動しました。
一方、経験のある上級生は、測定方法を説明したり、1年生をサポートしたりする役割を担いました。
このように、学年を越えて同じ地域活動に参加することで、
上級生から下級生へ測定方法を伝える
下級生が実際の地域住民を対象に経験する
上級生自身も人へ説明することで学びを確認する
という学年間の学びが生まれています。
1年次から地域住民と直接関わる
城西国際大学理学療法学科では、「域学共創プロジェクトF」などを通して、1年次から地域住民と関わる機会を設けています。
学生は大学内で測定方法を練習した後、地域で、
準備 → 説明 → 身体機能測定 → 結果確認 → 住民とのコミュニケーション → 振り返り
という一連の経験を重ねます。
また、地域での体力測定会は年間を通して複数回実施されており、学生が一度だけ体験するのではなく、繰り返し地域住民と関わりながら測定や説明を経験できることも特徴です。
城西国際大学理学療法学科の地域実践教育
城西国際大学理学療法学科では、地域住民を対象とした身体機能測定、結果説明、コミュニケーションを1年次から経験する地域実践教育を行っています。
また、1~3年生など複数学年が一緒に活動することで、上級生から下級生へ測定方法や参加者への対応を伝える学びも生まれています。
地域活動を単発のイベントとして終わらせず、大学で学んだ知識・技術を地域で実践し、その経験を次の学修へつなげることを重視しています。