学生活動
2025.11.10
「からだを動かしながら学ぶ」
——今回ご紹介する実技授業は関節可動域(Range of Motion: ROM)測定です。
教室で教科書を眺めるだけではなく、ゴニオメーター(角度計)を使用して練習し、学生同士でペアになって実際に“触って”“動かして”“測って”確かめる学び方が特長です。
最初に教員が正しい姿勢や器具の持ち方をデモンストレーション。その後はすぐに練習へ。「なぜこの位置に手を置くの?」「この角度だと動きに制限はある?」といった疑問をその場で解決しながら、クラス全体でフィードバックを重ねます。測定値はノーとに記入し、一般的な角度と言われる【参考可動域】と自分の結果を比較。数字の違いが生まれる理由を考えることで、理解がぐっと深まります。
理学療法の学びは、身体のしくみを頭で理解し、手で確かめ、数字で裏づけることの積み重ねです。「からだを動かしながら学ぶ」この授業は、知識と体験がピタッとかみ合う感覚をくれるはず。リハビリで人を支えたい、スポーツの学びを深めたい——そんな思いを、最初の一歩から形にしていきましょう。
城西国際大学 理学療法学科の特徴その⑤
多様で自由な大学生活が経験できる