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サッカー市民クラブVONDS市原の救護隊活動実践報告~第1弾~

学外研修

2021.05.06

理学療法学科にはアスリートをサポートするサークルがあり、スポーツ理学療法の技術練習を行っています。今回、5/1(土)と5/5(水)の2日間、千葉県市原市のVONDS市原(http://vonds.net/)のリーグ戦における救護活動(救護所での救護活動、担架隊として負傷選手の担架搬送)に参加させていただきました。

救護隊活動実践
救護隊活動実践

学生参加者は、リーグ戦開始数時間前よりサッカー場に入り、救護や負傷選手を担架搬送する際の基本的な心得、技術の練習を実施しました。この練習には、VONDS市原の救護本部長で城西国際大学ともゆかりの深い宮本政宏氏にご指導・ご対応いただきました。

両日にわたり不安定な天候でしたが、学生参加者はピッチ上での戦況を見つめながら救急対応準備をするなど、忍耐強く頑張ってくれていました。幸運なことに、救急搬送を要する案件はありませんでしたが、現場で「生命」と「安全」を守るスポーツ最前線で活動する貴重な実践の場となりました。今後も年間を通して参加させていただきます。

参加者の菅野夏鈴さん(理学療法学科;3年)は、「2日間を通して、選手がより安心してプレーできるように、担架隊が出動しなくていい場合でも常に準備をすることに意味があると感じました。実際の現場でお話を聞き、体験することで、アクシデントが起こった際に1秒でさえも命取りになることを学び、迅速な対応かつ適切な処置を行うために常に先見し、最悪を想定して先手を打つことの重要性を実感しました。また、搬送するまでが処置であり、安全で安静を保ち続けるための搬送法はとても勉強になり、担架隊は選手生命を守るとても重要な役割であると感じました。」と、現場ならではの体験を語ってくれており、今後のスポーツ理学療法の実践活動のモチベーションにつなげていました。

このような活動の機会を快く提供していただいた、VONDS市原の関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

この活動は大学の規則に則って、参加者全員の体温検査および体調上(熱発,風邪症状,味覚異常など)の問題がないことを確認し、VONDS市原救護本部の感染防護規定等を遵守した上で実施しました。