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ドイツに本社をおく義肢・装具の世界的なリーダーによる最先端の義肢に関する講演

  • イベント

義足を手に、その仕組みや進化を説明する八幡済彦さん

壇上で義足の動きを実演する仲内信之さん

 世界的な医療福祉機器メーカーで活躍する義肢装具士が5月20日、本学千葉東金キャンパスを訪れ、福祉総合学部理学療法学科の3年生向けに講演会を行いました。義肢装具の仕組みについての説明や義足利用者の声も直接聞くことができ、80名の学生が興味深く耳を傾けました。

 講師を務めたのは、ドイツの義肢装具福祉機器メーカー「オットーボック」の日本法人「オットーボック・ジャパン」(東京都港区)に勤務する八幡済彦さんです。オットーボック社は「東京2020パラリンピック」のオフィシャルサポーターでもあることから、八幡さんはパラスポーツの発展と義肢装具の進化について話しました。

 八幡さんは、日本初のパラリンピック(1964年)開催を実現させ、「日本パラリンピックの父」を呼ばれる整形外科医、中村裕氏(1927~1984年)の功績に触れながら、義肢がどのように誕生し、パラアスリートの活躍を支えてきたのかを、実際の義肢を示しながら分かりやすく説明しました。また、自身も義足を利用する仲内さんは、装着の仕方や走るときの速度などを実演も交えて解説しました。

 「階段の昇り降りは不便ですか」「座るときの注意などありますか」などと、学生たちがさまざまな疑問を投げかけると、仲内さんは実際に動きを見せ、具体例を交えながら、丁寧に答え、学生たちの理解を助けていました。

 講演を聴き終えた学生は「義足にどんな種類があるかなどは学んでいましたが、実際にどんな動きをするのかをイメージできていなかったので、目の前で実演いただけて、よく理解できました」「技術の進歩に驚きました」と、感想を述べました。