子ども福祉コースには、子どもに関わるプロになるための、保育・幼児教育・福祉などのたくさんの学びができます。
子ども福祉コースでは、保育士資格、幼稚園教諭一種免許が卒業と同時に取得できます。また、社会福祉士(受験資格)の取得も可能です。さらに、「保育士+幼稚園教諭一種」あるいは「保育士+社会福祉士」のダブルライセンスの取得が目指せます。
資格・免許の取得に求められる実践力を養うために、下の図のような流れで実習を行います。
子ども福祉コースの授業を紹介します。
保育内容とは何か、幼児期に育みたい資質・能力とは何か、基本的なことを学んだ後、グループで保育環境模型を作りながら子どもたちが環境とかかわってどのような具体的体験をできるかを議論し考えます。
幼児期の教育は、環境を通して行うことが基本であり、自発的な遊びは発達の基礎を培う重要な学習と考えられています。保育者は遊びのプロになる必要があります。この授業では、遊びがなぜ重要であるのかを学び、学内のキッズシアター広場やくじらキッズの部屋を使って実際に遊びながら援助の方法を考えます。
この授業では、近隣の幼稚園や保育園などの園児さんを大学に招待して「クリスマス会」を開催します。3年次までに学んだ知識や実習での経験を生かして、学生がイベントの企画運営を行います。お芝居や合唱・合奏、サンタさんからのプレゼントの贈呈などを行い、実際の子どもたちの反応を感じながら学ぶことができます。
保育者や教育者を目指す学生たちの総まとめの授業で、4年次の秋学期に設定されています。4年間で学んだ保育に関する知識、保育実習・教育実習・ボランティア等で得られた技能を統合します。これまでの保育・教職課程を振り返り、不足しているものを再認識し、それを補う方法を子育て支援ルーム「くじらキッズ」での実践を通し発見し、学び、実践で活躍できる保育者・教育者を目指します。
城西国際大学には大学の研究施設として、全国でも珍しい常設の子育て支援ルーム「くじらキッズ」があります。そこではたくさんの親子が集いのんびりとした時間を過ごします。地域における子育て支援の授業は、その「くじらキッズ」を舞台に、様々な子育て支援計画を立案したり、実践を学んだりして、実際に親子とふれあいながら、子育て支援の実践力を高めていきます。まさに地域と密着した教育者育成プログラムです。
城西国際大学は、クォーター制を採用しています。それぞれのクォーターで、幅広い学びができます。子ども福祉コースの2年生の時間割(1つのクォーター)を紹介します。