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【地域とつながる:地域共生演習活動報告】千葉県鴨川市の棚田で稲刈りを体験!

学生活動

2023.09.07

秋晴れの天候に恵まれた9月3日(水)に、地域共生演習授業の一環として、農林水産省の『つなぐ棚田遺産』に選定された千葉県鴨川市の川代棚田の稲刈り行事に参加しました。地域共生演習は、地域コミュニティを中心に行われている実践活動から、「地域共生」をテーマにさまざまな価値の発掘、課題の解決に向けた新たな取り組みを考える機会とすることを目的にしています。今年の春に地域福祉ゼミの学生たちが田植えに挑戦し、その実った稲をみんなが汗をかきながら、秋の収穫の喜びを味わいました。参加した若者たちと棚田地域の方との世代間交流を深めながら、川代集落の棚田の保全と振興活動に入りました。

毎回、川代集落の代表の庄司祐輔さんから貴重なお話を伺っています。
「今年は280人が作業しました。大人も子どもも一緒に参加してとても楽しかった。農業をやっている経験がない人の交流とかもできて喜んでいる。川代地区のみなさまが団結して、この中山間地域での棚田オーナー制度は20年間続き、地域の活性化に定着している。ハッとするほど美しい農村景観の保全と継承、日本の原風景を後世に受け継ぐことに取り組んでいる輪になっている。」

稲刈りが始まり!束にした稲わらを真剣に取り組んでいます。

<参加した学生の感想>
千葉さん(福祉総合学科3年)
川代集落の稲刈りを通して、棚田のオーナー制度を取るなど地域との交流があることがわかりました。稲刈り体験は久しぶりにやりましたが、前よりも本格的に稲刈りから束ね、干すところまでをやりました。棚田の歴史やオーナー制度の歴史などをお話しして下さり、多くのことを学びました。地域の方々との交流は楽しいとお話しされていたことが印象的でした。

竹内さん(福祉総合学科3年)
実際に稲刈りを体験することで、お米がどのように作られていくのか、新鮮な感覚で新たな体験をすることができました。また地域の田んぼ開放し、多くの家族連れで参加に来ていました。これは若い世代に米作りを伝えると共に、地域に人が集まり活性化にもつながり、良い効果が生まれていることを実感しました。

鴨川市川代集落の皆さま、貴重な稲刈り体験の時間をありがとうございました。