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地域活動はキャンプ体験から始まりました!

ゼミ活動

2022.06.24

 

2022年度の内山ゼミの地域活動は、千葉県鴨川市四方木(よもぎ)地区でのキャンプ体験から始まりました。この四方木地区では、地区の魅力を活かす活動に取り組んでおり、現在、リノベーションをした古民家「したなおい」の空き地で、キャンプサイト運営実験を行っています。
2022年度より観光学部キャンパスが鴨川から東金に移転したことで、ゼミ生たちの活動にも変化が現れています。以前とは異なる地域との距離の中で、学生たちができる活動を模索し、議論を深めています。今回のキャンプ体験は、自分たちができる活動を見直す機会となるとともに、地域ならではの魅力を体験することができたようです。

四方木地区の人々と今回の企画についてミーティングを実施

四方木地区の人々と今回の企画についてミーティングを実施

観光学部3年 大塚 彩音(内山ゼミリーダー)

6月4日、5日に四方木地区でキャンプ体験をしてきました。
昨年までとは違い、普段、東金キャンパスに通っている私たちにとっては、地区の方々と直接お話しできる機会は限られているので、地区活動に参加しながら、できる限り多くのお話を聞くことができるようにと、積極的にコミュニケーションをとれたことが大きな収穫の一つでした。
もう一つの収穫は、キャンプ体験をしたことで、四方木の自然を体感できたことです。日中は暑いぐらいの気温でしたが、夜や朝方は予想よりも寒さを感じました。それでも、キャンプファイヤーの明かりや、街中では見ることができない満点の星空、ウグイスやキジ、カエルやキョンの鳴き声など、自然の音に心地よさを感じることができました。私たちが感じた心地よさを、多くの人に伝えることができればと思いました。

四方木地区が運営しているキャンプサイト

四方木地区が運営しているキャンプサイト

観光学部3年 小野 光貴

今回のキャンプ体験は、私たちのゼミ活動としてのキャンプアクティビティ実現のための実証実験という意味がありました。それまでの期間、今季のゼミ活動を話し合う中で、キャンプでのアクティビティイベントを計画してきましたが、実際にキャンプを体験したことで、運営の大変さとともに、その楽しさも実感することができました。

観光学部3年 馬 澤

一泊二日のキャンプ活動に参加しました。
四方木の緑の風景を楽しみながら、キャンプファイヤー用の木を割ったり、ジャガイモや豆の収穫体験をし、収穫した野菜を使ったカレー作りをしました。夜は焚き火、翌朝は散歩し、お昼は手作りピザを体験し、アクティビティはとても充実しました。

キャンプファイヤー用の薪を準備する様子

キャンプファイヤー用の薪を準備する様子

四方木地区の活動拠点したなおいの畑で野菜を収穫する様子

四方木地区の活動拠点したなおいの畑で野菜を収穫する様子

観光学部3年 傳 明郁

今回のキャンプ体験で最も有意義な時間だったのは、夕食作りでした。材料や調味料が足りなかったり、収穫した野菜をどのように調理するのかなどをゼミ生で話し合い、みんなで一つのことに取り掛かる作業は、仲間としての関係性を深めるのだと改めて感じました。これは、キャンプ企画においても大事な要素になると思います。参加者が共有できる体験は自然と仲間意識が芽生えていくので、地元の方々との交流体験においても、一緒に取り組むことは大事なのではないかと感じました。

観光学部3年 渡部 優輝

初めてのキャンプ体験は、楽しいことも多かったのですが、自分たちが運営するとなると、多くの点で難しいこともあるのだと気づきました。
今までゼミ生同士で話し合ってきたことも、実際に体験し、地区の方々にお話を聞いていただいたことで、具体的な実感できたことはよかったです。

古民家したなおいの調理場で収穫したジャガイモの調理方法について検討中

古民家したなおいの調理場で収穫したジャガイモの調理方法について検討中

観光学部3年 望月 志峰

私にとって初めてのキャンプ体験でした。
朝起きたら鳥のさえずりが自分のすぐそばで聞こえたり、朝露を感じられたり、少し歩くと滝があって、様々な植物を見て気づいたことは、自然を感じることの豊かさでした。
日常生活では、五感で刺激を受けるような自然体験はできません。そして、そのような刺激は、都会で生活し、日々の仕事に追われて忙しい人にとっては、「癒し」を感じられる体験になると思います。そんな人に向けて、四方木地区は「通って楽しい“休日ふる里”」なのではないかと感じました。何もしないことの楽しさや贅沢さを感じることができる空間であったと振り返ることができるキャンプ体験でした。

BBQだけでなくカレーも準備する様子

BBQだけでなくカレーも準備する様子

観光学部3年 濱木 太陽

キャンパスが東金に移転してしまい、なかなか四方木地区に訪問できない中でのキャンプ体験は、多くのことを体験できました。
四方木の自然の豊かさも魅力ですが、私はキャンプファイヤーをゼミ生だけでなく、地元の方々と一緒に囲んでゆったりと過ごした時間がとても楽しかったです。キャンプ体験の企画には、このようなゆったりとした時間を共有できるコンテンツを用意したいと考えました。

観光学部3年 安納 智希

今回のキャンプ体験を活かして、キャンプのオンライン体験をしてみたいと思いました。
なかなか現地に来ることができない方もいると思いますし、四方木地区のことを知らない方もいると思います。そのような方々に、私たちがキャンプ体験をしている様子を配信することで、地区の魅力や活動を知ってもらうこともできるのではないかと思いました。

夕食の配膳準備

夕食の配膳準備

観光学部3年 呉 卉紫

私にとっては初めてのキャンプ体験でした。
ゼミの友達と一緒に料理をして、一緒に活動をして、一緒にチャットして、みんなの仲がよくなりました。一番のお気に入りは、夜の焚き火です。みんなが焚き火を囲んで座って、雰囲気感がとても良くて、この時間を他の人にも体験してもらいたいと思いました。

観光学部3年 佐久間 康晟

今回キャンプ体験で、多くの点に気づくことができました。
私は鴨川出身ですが、改めてキャンパーが求める自然の豊かさや、ゆっくりとした時間の流れなどを存分に味わうことができるのではないかと感じました。また、キャンプサイトが古民家「したなおい」に隣接していることで、キッチンやシャワー、トイレも利用できます。個人的には、ゼミ生数人で近場の温泉に行ったことも楽しい経験でした。四方木キャンプの醍醐味は、あえて何もしない、ゆったりとした時間を贅沢に費やすことにあるのかもしれません。今後の活動の大事なヒントを得ることができたキャンプ体験となりました。

夜は定番のキャンプファイヤーを実施

夜は定番のキャンプファイヤーを実施


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