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観光学部生が城西大学附属中1年生と千葉県芝山町で田植えを体験

ゼミ活動

2023.05.23

苗の植え方を説明する船津裕隆さん(左)

観光学部生(中央)も中学生と一緒に田植えを体験

ロープを持ち、苗を植える場所を示す学生(右)

田植えの前に参加者全員で記念撮影

千葉県芝山町で観光学部の2~4年生が5月13日に、城西大学附属中学校(東京都豊島区)の1年生と一緒に田植えを体験しました。芝山町と本学は今年3月に包括連携協定を締結し、同町の観光資源の発掘や、農作物を活用した観光戦略の立案に観光学部が取り組んでいます。また同中学校では、農業を学び、日本の文化を理解することを目的に毎年、田植え体験を行っています。今回は城西大学の姉妹校である本学とのつながりから、芝山町で実施することになりました。

今回の田植えは芝山町観光協会の協力のもと、同町で花と緑と農芸の啓蒙・普及に取り組む公益財団法人「花と緑の農芸財団」の指導で行われました。水田に集合した観光学部生19名と中学生120名はまず、同財団専務理事の船津裕隆さんから田植えの手順の説明を聞きました。船津さんは「苗は親指、人差し指、中指で摘み、垂直に植えてください」と、実際に苗を手にしながら、注意点を細かく教えてくださいました。

観光学部の学生は田植えに参加するだけでなく、苗を等間隔で植えるための目印となるロープを持ったり、足りなくなった苗を補充するなど、生徒たちのサポートをしました。学生も生徒もほとんどが初めて田植えの体験とあって、泥の感触に歓声をあげたり、ぬかるみに足を取られたりしていましたが、次第にコツをつかみ、掛け声に合わせて1枚の田んぼに次々と苗を植えていきました。また田植えの合間には、観光学部の多田充教授が「農業の機能・田んぼの機能」についてミニレクチャーを実施し、中学生の疑問・質問等に答えました。

次回は、9月に稲刈り体験を行い、精米したコメは同中学校で秋に行われる学園祭(しいの木祭)で販売される予定です。