This page does not support translation languages. ×

地域の活性化に取り組みます① ~フィールドワークの準備~

ゼミ活動

2023.06.15

内山ゼミでは、「地域の活性化」をテーマにゼミの研究活動を行っています。私たちが、「地域の活性化」を研究するフィールドは、千葉県鴨川市四方木(よもぎ)地区です。

この四方木地区は、鴨川市の山間部に位置する小集落で、集落人口の減少と高齢化による様々な課題を抱えています。しかし、地区の持続性を高め、里山として住み良い地区を維持しようと地区住民の方々が主体となって活性化の取り組みを展開しています。

内山ゼミでは、2017年度より四方木地区の活性化に関わっていますが、2023年度も四方木地区を訪問し、活性化活動の「現場」を通して研究を深めていきます。

 

教室では、フィールドワークの準備や今年度の研究活動について、ディスカッションしています。


観光学部3年 根本 真紀

こんにちは。内山ゼミ3年根本真紀です。今年度、私たちは昨年度に引き続き、千葉県鴨川市四方木の地域活性化をテーマに研究をしています。 ゼミが始まって2ヶ月になりますが、まずは1年間を通して何をしていくか、どのように四方木の活性化に繋げていくかを話し合いました。

私たちは地区の情報発信力に課題があるのではないかと考え、SNSでの活動を活発化し、宣伝力をもっと上げて認知度を高めることが重要だと考え、特にSNS運用方法について議論を進めてきました。

私たちのゼミ活動ではInstagramを運用していますが、四方木の方の要望の一つでもある「若い層にこの場所を知ってもらい、実際に訪れてもらいたい」という求めには、SNSの活用が当てはまると感じています。SNS運用の議論にあたっては、更新頻度やハッシュタグ、リール(5分程度の動画)の活用など、これから取り組む課題が多く上がりました。

そこで私たちは、できるだけ頻繁に更新するため、6月に実施する現地調査で多くの素材を撮影し、活用していくことを計画しました。Instagramは若い世代はもちろん、近年では若い世代にとどまらず多くの方が利用しています。そのメリットを活用していくことで、沢山の方の目に止まって「ここに行ってみたい!」という気持ちになってもらうことが1番初めのゴールではないかと感じたからです。

今後、Instagramの運用を通して、積極的に四方木の宣伝活動をしていきたいと考えています。


観光学部3年 神田 幸侍

4月から始まったゼミ活動では、鴨川市にある四方木地区の魅力を多くの人に伝え、地区の活性化に貢献するための方法について話し合いを重ねてきました。SNS やポスターを制作して地区の魅力を発信する方法などの案が出てきました。四方木地区では、キャンプ場を運営しており、そのキャンプ場の利用促進も課題の一つであるため、実際にキャンプ場に訪れ、地区の特色を肌で感じたいと思いました。

そのような議論を進めるなかで、本年度は四方木地区で採れる食材を使ったキャンプ飯の考案や、林業体験などをイベントで実施する案が検討されています。四方木地区の名産であるコンニャクを使ったキャンプ飯なども考えていきたいと思っています。


観光学部3年 顧 金朋

ゼミ活動が始まってから今まで、地域活性化のための議論の中でみんな積極的に意見を発表し、お互いに意見や考えを交換してきました。まだ訪れたことのない鴨川市四方木地区ですが、ゼミのみんなの情熱に影響を受け、私も何かの力になりたいと思っています。

四方木地区の魅力を高める計画立案の過程においても、みんなが様々な意見を示し、ゼミリーダーの二人がそれぞれの意見や提案を整理し、授業ごとに会議記録をまとめて次回の授業に活用しています。この取り組みには、本当に感銘を受けました。良いチームがどんな姿なのかを見せてくれましたし、皆と一緒にこのゼミに参加できて光栄だと思います。


観光学部3年 石綿 天海

私たち内山ゼミでは、鴨川市四方木地区の活性化という課題にどのように向き合い、協力できるかをテーマに研究活動をしています。6月に予定しているフィールドワークを前に、様々な準備をしてきました。

そこで私は、初めて実施するフィールドワークへの意気込みについてお話ししたいと思います。四方木地区は、千葉県鴨川市の山間部に位置し、自然に囲まれている地区です。この地区の活性化について、ゼミの仲間と議論を進めていく中で、まずは私自身が四方木地区のことを知り、その地区の魅力を感じ、地区を好きになることが重要だと思いました。関係人口という言葉があります。観光で訪れるだけではなく、その地区のファンになり、一緒になって地域活動に取り組むような人のことです。

私も四方木地区の関係人口となることが必要だと思い、まずは地区の方々と交流し、その地区の特徴や現状を詳しく知り、改めて地区のことを考えていきたいと思っています。


ゼミ活動に戻る