This page does not support translation languages. ×

③地域の活性化に取り組みます ~「バームクーヘン」はキャンプ飯になるか!?~

ゼミ活動

2023.06.27

内山ゼミでは、「地域の活性化」をテーマに研究活動を行っています。私たちのゼミが研究フィールドとしているのは、千葉県鴨川市の山間部に位置する小集落である四方木地区。

毎年恒例になりつつある「四方木したなおいキャンプ場」体験では、地区のキャンプ場の魅力を向上させる企画として、「林業体験とキャンプ飯」をテーマに地元の方々と意見交換を行いました。様々な意見を伺い、学生たちも大いに刺激になったようです。
キャンプ2日目は、キャンプ飯企画の一つとして「屋外バームクーヘンづくり」にチャレンジしました。その出来栄えはどうだったでしょうか。そして、地区の魅力づくりにつながるでしょうか。

 

四方木不動滝の前で

観光学部3年 横須賀 未蘭

こんにちは。内山ゼミ3年の横須賀未蘭です。今回はキャンプ2日目の様子についてお伝えしたいと思います!!

2日目は四方木不動滝ツアーと、キャンプ飯企画の要になるであろうバームクーヘン作りをしました。まず、2日目の朝、起床は7時ということを決めていたのですが、鳥の声と予想以上に早い夜明けに起こされ、まさかの4時起き!私を含む早朝に目を覚ましたメンバーたちが準備を進めたおかげで、スムーズに不動滝に行くことができました。運動不足の私は少し歩いただけで息切れ(笑)をしてしまいましたが、不動滝についてみると、不動滝の美しさとマイナスイオンを感じ、清々しい朝を迎えることができました。

不動滝から戻って来て、早速バームクーヘン作りを始めました。うまくいくかどうか不安も多くあったのですが、みんなで作り方のコツを掴み、なんと初めてで大成功!!味も美味しく頂く事ができました。ゼミ合宿である2日間は、良い点も悪い点もありました。しかし、研究テーマである四方木地域の活性化については多くの点で学ぶことができ、この経験を活かしたイベントを地元の方々と共にみんなで作り上げていきたいと改めて思いました。ゼミ長としても課題と向き合い、ゼミ生をまとめられるように頑張っていきたいです!!

私達、新内山ゼミのこれからの活躍に期待してくださいね! 

地元の方の子供時代は川遊びの定番スポットだったそうです

  緑しげる木々の間から流れる四方木不動滝は時を忘れてしまいます

  バームクーヘンの芯となる支柱は女竹を使った手作りです

生地を何層も重ねながら焼き上げると綺麗な層ができ上がります

塗り重ねた生地が垂れないように竹を回転するにはコツがありそうです

観光学部3年 金 柔林(キム ユリム)

6月6日、キャンプ2日目は、ゼミのメンバーと四方木不動滝へ訪問することから始まりました 林道を歩いて滝に到着し、みんなと一緒に眺めた滝は、歩いてくるのに大変で暑かった気持ちを忘れさせてくれるほど美しかったです。四方木不動滝は、四方木地区の魅力をアピールできる自然資源だと感じました。

早朝の散策を終え、今回のキャンプ体験の目的の一つであるキャンプ飯としての「バームクーヘン作り」を行いました。野外準備チームと料理チームに分かれ順調に準備していきます。このような点は、今回のキャンプを通して、ゼミ学生のチームワークが育ってきたのだと思いました。

私たちはバームクーヘンを作ることについて、上手に完成できるかを心配していました。しかし、みんなで作ったバームクーヘンは本当に美味しかったし、それがとても嬉しかったです。ゼミの皆も喜んでいました。このような体験は、イベントに参加する観光客にとっても良い思い出として残るだろうと感じました。

良い焼き加減!香ばしい香りが漂ってきます

支柱の竹を抜いてもバームクーヘンは崩れませんでした

焼き上がった層が綺麗に重なるバームクーヘン、甘さ控えめで美味しかったです!

観光学部3年 鵜澤 公瑠

6月6日に実施したフィールドワークの様子をお伝えします。

テントに宿泊した翌早朝、私たちは四方木不動滝へ散策しました。キャンプサイトがある「四方木ベイスしたなおい」から左右を緑に囲まれた緩やかな傾斜の続く里山の道をしばらく進むと、鬱蒼とした杉木立が林立する「森」に入ります。そしてしばらく歩いた先にある不動滝入り口の看板を抜けて急勾配な階段を降っていくと不動滝が現れます。まさに「現れる」という感じです。およそ15分の行程でしたが、不動滝は樹々に囲まれ、流れ落ちる水流の音が静かに響き渡り、道中で汗ばんだ身体がひんやりと涼やかな冷気で包まれる、静穏で荘厳な雰囲気を感じられる場所でした。

さて、今回のキャンプ体験企画の要でもあるキャンプ飯「バウムクーヘン」作りですが、結果的には大成功でした。バター不足や、生地を何度も濾す必要があったり、焼き上げ時に生地が垂れてしまったりといった予想外の出来事が幾つもありましたが、本番に向けてとても良い実証実験となりました。それでも当初は美味しく焼き上がるか不安もありましたが、幾層にも焼き色が重なる様子を見るにつれて期待感が深まりました。そして焼き上がった完成品は、しっかりとした食べ応えのある生地で、控えめな甘さの中に仄かにハチミツの香りを感じられる味わい深いバウムクーヘンとなりました。

今回のフィールドワークでは、四方木地区の人との初めての交流機会や、四方木という場所や環境、風景など、様々な面で刺激を受けることができました。今後は、ゼミ活動を通して四方木地区の活性化につながる取り組みを行いたいと思います。


ゼミ活動に戻る