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【JASSO海外留学支援制度】マレーシア7週間留学プログラム

海外留学

2023.08.22

観光学部2年 笠倉璃央

長いようで短かった、約一か月間のUTARでの授業が終わりました。初めは授業内容を聞き取る事で精一杯でしたが、先生方が何度も繰り返し丁寧に教えて下さるおかげで、英語での授業にも徐々に慣れていきました。最終課題の発表やスピーキングテストでは、以前と比べ自然と英語での文章を話せるようになり、何よりも英語を話すことの恐怖心がこの一か月間で無くなった様に思います。旅先でも例えば問題が起きた際に、誰かに英語で話しかけることが普通になりました。

UTARの個性豊かで優しい先生たちに会えないことや滞在していたKamparの地を離れること、食堂の美味しくて安いお料理が食べられない事が残念です。

 
 

最終課題やテストを終え、ホテルでのインターンシップ前最後の休日に、私たちはマレーシアの首都であるクアラルンプールに行きました。電車やバスの切符の購入からホテルの予約、旅程を組む等の工程、英語でのサイトを読んだり、また予定が崩れてしまう度に目的地や交通手段の代替案を考えたり等は、日本とは違う点が多かったりと難しく混乱しましたが、良い経験をすることが出来たと思っています。

一日目は、窓から見える夜景が素敵なホテルにチェックインし、次の日に備え休みました。54階にあった部屋は、KLタワーを望むことが出来、長時間移動疲れが飛んで行ったことを覚えています。二日目は、クアラルンプールの中心街を重点的に回りました。初めにピンクモスクと言われるプトラ・モスク、次にブルーモスクと言われているスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスクに行きました。どちらも壮観で、鮮やかな色とデザインが目を引くモスクでした。ブルーモスクの方はツアー形式で、ガイドの方が少しの日本語、中国語を交えて英語を軸に説明して下さいました。

 
 

二日目はゲンティンハイランドというテーマパークに行きました。ケーブルカーを使い、雲の上の遊園地に向かって行くのはとてもわくわくしました。ここにはマレーシア唯一のカジノがあるのですが、21歳未満は中に入れないということで、まだ19歳と20歳の私たちは屋外内の遊園地やアウトレットでの買い物を楽しみました。行きのバスの中で、海外の方とお話しをする機会があったのですが、ここでも自分の英語力の向上を実感することが出来た気がします。最終日は各々自由に行動しました。クアラルンプールは何だか東京の街並みに似ていて、日本に戻ってきたような感覚になりました。

 
 

マレーシアで生活していると、英語と同じくらいマレー語と中国語が聞こえてきます。実際に中国語やマレー語で話しかけられたこともあります。そして、多くの人々はマレー語や中国語を話せないと伝えると英語を使って話しかけてくれます。多国籍国家ならではの環境を感じると同時に、日常的に三か国語を使い分けて話す現地の方々はかっこいいなと思いました。明日からホテルでの仕事が始まります。日常で使う英語と、ビジネスで使う英語はもちろん違うと思いますが、授業やここでの生活を通して培ってきた英語力、心持ちを生かせるよう頑張りたいと思います。とても綺麗なホテルで少し緊張していますが、実際に海外で働ける貴重な経験なので楽しみです。