ゼミ活動
2025.07.28
ワンポールテント設営も初めての経験
2025年7月11日、内山ゼミでは毎年恒例となった四方木キャンプを実施しました。このキャンプの目的は、秋に予定しているゼミイベントに向けて、四方木地区への理解を深めること、そしてゼミ生同士の親睦を図ることです。
ゼミ活動は4月に始まりましたが、初めて訪れる地域の現状を把握し、「地域活性化」を自ら体験しながら、そしてゼロから企画を立ち上げるには、3か月という期間は決して十分とは言えません。
それでも学生たちは、四方木の「今」と「これから」、そして「自分たちにできる地域活性化とは何か」を問い続けながら、一歩ずつ活動を進めてきました。
今回のキャンプでは、四方木の自然や地域の人々に触れる中で、学生たちが何を感じ、どのように考えを深めたのか、その気づきが今後の活動につながることを期待しています。
3つのワンポールテントを設営しました
ピザ作り体験の予行準備もかねて2日目の朝食はピザでした
コースター作りも実際に体験しました
観光学部3年 原 響希 さん
7月11日、ゼミで鴨川市の四方木地区を訪れ、10月に主催するイベント本番に向けた予行を行いました。これまでのゼミ活動ではゼミ生全員から意見がなかなか出ず、話し合いが停滞することが多かったのですが、今回のキャンプで一緒に食事をしたり、一夜を共に過ごしたことで、互いの距離が縮まり、自然と会話が生まれるようになったと感じています。何でも言える関係性が築けたことで、これからはより活発に意見交換できるのではないかと期待しています。
今後のゼミではゼミ長として、誰もが意見を言いやすい雰囲気づくりを意識し、「100点の意見を出すこと」を目的にするのではなく、「意見を出すこと自体が100点」と思えるような環境を作っていきたいと考えました。10月のイベントに向けては、実施するにあたりまだまだ課題はありますが、今回のキャンプで得た関係性を活かして、全員で協力し、前向きに取り組んでいきます。
ピザ窯の温度確認も兼ねてトーストを焼いています
テント設営完成
紅の里イカダクルージング
観光学部3年 山田 柊哉 さん
今回の四方木地区訪問では、10月に企画しているイベントの下見と準備を兼ねてのキャンプを行いました。10月のイベントでは、当初宿泊型イベントとしてのキャンプを企画しており、その内容についてゼミの中では議論をしてきましたが、いくつかの課題が上がっていました。中でも、自分たちが企画した内容とイベントタイムスケジュールにおける実現性に懸念がありましたが、今回のキャンプでその課題が明確になりました。
10月は集客イベントを考えているので、当然人数も増えるため、現在のようなタイトなタイムスケジュールではイベント管理が難しいのではないかと考えてしまいます。実際にキャンプをしたからこそ、タイムスケジュールとイベント管理の難しさを実感することができ、今後の活動に向けてより現実感を持って取り組みたいと感じました。
新緑の中、「紅の里」でイカダクルージングを体験
夕食はBBQです
ピザ窯でピザ焼き体験
観光学部3年 森 峻亮 さん
1泊2日のキャンプを経験したことで、宿泊型イベントを企画して実行することは、想像以上に難しいものだと感じました。今回は10月に予定しているイベントを想定して、実際に四方木地区でキャンプやBBQを行いました。同じゼミ生と一緒にBBQをやったり、紅の里のイカダクルーズを体験したり、鴨川市内の温泉を体験したりと、楽しいことも多かったのですが、イベント開催に向けての課題も明確になりました。
例えば、事前に考えていたタイムスケジュールでのイベント運営は難しいのではないかといった点や、イベント参加者募集に不安がある点など、幾つもの課題が出てきたと感じました。その課題を解決して、イベントを実施し、成功させるためにも、今後のゼミ活動でより深く議論をしなければならないと感じましたし、私自身も、もっと話し合いの中心に入って四方木地区のためにも頑張っていきたいなと感じました。
早朝4時からピザ窯の焚き付けを開始
ピザ窯でピザ焼き体験
コースター作り体験