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観光ゼミナール ~観光まちづくりの実践 vol.01~ 2021年度のゼミ活動が始まりました

ゼミ活動

2021.04.28

観光ゼミナール ~観光まちづくりの実践 vol.01~ 2021年度のゼミ活動が始まりました 

 

キノコの菌打ち体験の様子


 2021年4月、新年度のゼミ活動が始まりました。私たちのゼミは、鴨川市四方木(よもぎ)地区の活性化に協力しながら、「地域活性化」、そして「観光まちづくり」について実践を通して学んでいきます。今年のゼミ活動のテーマは「観光」です。観光学部だから当然と思うかもしれませんが、地区の活性化に貢献する活動としての観光のあり方について考えるとともに、「地域を巡るツアー」を開発し、実践しようと計画しています。

 ゼミ学生たちは、すでに新年度授業開始前の3月に、ゼミ活動として初めて四方木地区を訪問しました。また、新年度授業開始後の4月18日には、地域の自然路を散策する四方木フットパスに参加しました。「地域のありのまま」とは、実は地区の方々が手を加え、保全しているからこその姿であるということが、学生たちにも十分に伝わったようです。今後は、この地域資源を活かした具体的なツアーを検討します。


紅の里「イカダ船」で地域の特徴について説明していただきました


~ゼミ生の声~

観光学部3年 田所 昌 さん

三度目の四方木地区訪問ですが、改めて自然環境の良さを強く実感しました。山深い地域ですが、多くの魅力があると思いました。今の地域の良さを維持しつつ新しい風を吹かせられるだろうか、ただただ人をたくさん招けばいいのだろうかなど、色々な角度から広い視野をもって、ゼミ活動に取り組んでいきたいと思いました。地区の力になり、自分自身の人生の糧となるような活動をしていきたいです。

 

観光学部3年 荒井 勇向 さん

四方木地区へ行ってきました。昔ながらの家屋や道具が揃った「したなおい」を見て、自分たちの力で少しでも地区が賑やかになれば良いなと思いました。昔からの自然が残る四方木地区は、お店もない地区ですが、知恵や技術が身につく場所ではないかと思いました。これから現地の人との交流を進め地域を理解し、どのような方法や取り組み方が合うのかを模索しながら、地域に貢献できるような取り組みをして行きたいと思いました。

 

観光学部3年 浅比 こころ さん

四方木・清澄地区を訪れて、自然豊かな地域だと感じました。その中で、地域の方々が優しく活動内容など説明してくださり、その場所まで案内してくださるなど、心優しい地元の方々に感動しました。地域がより良くなるためにさまざまな工夫を行なっていることを知り、私も、地元に帰ったときにこのような活動に関わりたいと感じました。

これからゼミ活動を通じて、私たち学生だから考えられるイベントや工夫を探していきたいと思います。その地域の良さをいろんな方々に知ってもらい、ぜひ訪れてもらいたいなと思いました。


四方木フットパスでは水量豊富な不動滝へ


観光学部3年 清水 香那 さん

清澄・四方木地区を訪問し、自然と田舎の観光の可能性を感じました。空き家の活用、広い土地や自然の川の豊かさなど、観光ツアーの目玉になるものがたくさんあると思いました。今回の訪問では、椎茸の原木栽培の作業の一つ、「菌打ち作業」をしました。初めての体験で、とても興味深く、良い経験となりました。私は東京都出身なので、自然に囲まれる体験は簡単にはできません。

私はツアーを考える上で、都会で働いている人たちをターゲットとし、自然の魅力を伝え移住を考えてもらえるようなツアー商品を作りたいと考えています。他の場所でもできるようなことでは、「清澄・四方木地区だからこその観光ツアー」にはなりません。この2年間で学んできた観光学を存分に活用して、地域の活性化につながる活動をしていきたいと思います。

 

観光学部3年 菊池 大輝 さん

私はツアーを考えるにあたって、地区を抜けるように走っている道路に注目しました。なぜかというと、どのような地域から、どれくらい人が来ているのだろうかと、車のナンバープレートを確認したからです。道ゆく車のナンバープレートに東京方面が多かったことに驚きました。これからの活動に、どのような資源を活用するかを考える上でも、訪問者の出発地情報は重要なデータだと思いました。

 

観光学部3年 佐々木 麗奈 さん

3月の四方木地区への訪問はあいにくの雨でしたが、地区の方々から様々なお話を聞いたり、キノコの菌打ちも体験しました。初めての経験でとてもワクワクしました。お昼にいただいた手作り蕎麦と地元野菜の天ぷらは美味しく、ざるが空になるとすぐに蕎麦が届くので、お腹一杯になりました。清澄地区の清澄工房カフェも訪問しました。清澄・四方木地区を訪れて、地区の方々の優しさを感じるとともに、皆さんの地区への愛を感じました。私も清澄・四方木地区の魅力を発見し、貢献できたらいいなと思います。


「したなおい」で自家製お蕎麦をいただきました


観光学部3年 石崎 龍一 さん

四方木地区を訪問して思ったことは、地域の魅力を活かすことが活性化の第一歩なのだということです。地区で体験した椎茸栽培は、まさに地域の魅力を活かす方法でした。地域の魅力を伝えるイベントを開催し、地区に貢献したいと思いました。

 

観光学部3年 森 厳己 さん

私は初めて四方木地区に訪れました。自然豊かな場所ですが、キノコの菌打ち体験や紅の里のイカダ体験ができるとは思っていませんでした。これから、自分たちがどのように地域で活動していくかを考えると、非常に楽しみです。


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