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教育方針と特色 特色

ビジネス知のマネジメントとデザインを学ぶビジネススクール

今日の社会において、問題の解決と新しい価値の創造をめざすビジネスデザインでは、既存の学問体系や蓄積された知見だけでは見通せない課題が多くなっています。未知の価値を発見し、多様な知を統合し、対象のあるべき姿を探索・設計し、説明・構築・評価するデザイン科学的なアプローチが不可欠です。

新しいビジネスをデザインするには、人事・会計・ファイナンス・マーケティングなどの個別的・機能別のマネジメントに関する専門知識だけ不十分です。組織デザイン、コミュニケーション・デザイン・政策デザイン、ビジネスモデル・デザイン、コミュニティデザインなどの課題を成し遂げる専門分野を横断するような知識と能力、すなわちビジネス知のデザイン能力が必要です。

本研究科は、時代と社会の変化に対応し、ビジネスに係る仮説の探索、論理的な分析と推論、ビジネスモデル構築の能力を持ち、価値創造を実行できる高度な専門職業人を育成します。また、ICTとデジタルメディアの進化に即して、メディアに係る技術・表現・制作、視覚文化・映像文化・表象文化を学び、クリエイティブ的な職域で活躍できる能力を養成します。研究科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)、求める人物像(アドミッション・ポリシー)および求める教員像および教員組織の編制方針について、こちらをご参照ください。

本研究科は、東京都千代田区紀尾井町(有楽町線麹町徒歩3分)に位置し、「ビジネス知のマネジメントとデザイン」を実践的に学ぶ社会人対応の昼夜開講制のビジネススクール(経営大学院、MBA)(注1)です。

ビジネスセミナー

  1. 企業の第一線で活躍されている方々が定期的に集まり
  2. 現在取り組んでいる様々な課題やプロジェクトに関するビビッドな、現在進行形的な取組みに関する話を、そのビジネスを担当する現場の責任者からナマに聴く(ライブ感覚)
  3. MBA担当の教員もディスカッションに参加して、論理的に話を整理し、論理的な背景も含めて、見通しのよい知的枠組みを参加者に与えて、
  4. ライブな討論をアーカイブ・整理し、オンデマンド印刷で小冊子を作り蓄積していく。
  5. ライブのセミナーによる経験・暗黙知の獲得

+ MBA教員による知的枠組みの提示
+ 小冊子による知の整理と蓄積
ビジネスセミナーは、院生全員の必修科目として、ビジネス界とのつながりを深めていくための枠組みです。

東京紀尾井町で学ぶビジネススクール

東京紀尾井町キャンパス

営団地下鉄有楽町線「麹町駅」から徒歩3分。 営団地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」から徒歩10分。 社会人が通う最適なロケーション。

ビジネスマネジメントを基本から学ぶ

価値観が多様化し問題が複雑化する今日、ビジネスデザインは、マネジメントの基本原理と理論を踏まえ、分析的に論理的に接近することは不可欠です。複雑多様な企業活動の本質を、理論的成果に基づいて統一的に理解し、マネジメントの過程と構造の課題に対して論理的に分析することが必要です。本研究科は、マーケティング、会計、組織論、戦略論などを基本から学びます。「狭い専門性」ではなく、「幅広い専門性」と俯瞰的な視野を身につけます。

3つのアプローチでビジネスデザイン

  • ビジネスコミュニケーション・デザイン
  • ビジネスモデル・デザイン
  • メディアコンテンツデザイン

の3つのアプローチから、ビジネスデザインを学びます。

修士論文

複雑なビジネスの課題に対して、次の2つのアプローチで接近します。

修士論文

複雑で多様な企業活動の課題に対して、理論的成果に基づいて理解・分析し、問題の構造と因果関係を明らかにし「修士論文」としてまとめます。新しい仮説や理論の構築への努力を通じて、問題の本質を発見し、実践的にも役立つ知見を見出します。

(注1)本研究科は修士(経営学)、MBAを授与する経営大学院で、いわゆる専門職大学院ではありません。しかし、ビジネスデザインというという高度の専門性をもち、問題解決と価値創造を遂行できる職業人を育成する点は相違がありません。実務経験が豊富な教授陣が指導するプロジェクトを通じて実務能力をさらに身につけます。

(注2)社会人が仕事を続けながら学べるように平日の夕方以降に授業を開講しています。土日の授業は昼間になります。授業によっては平日の午後に開講する場合もあります。

(注3)社会人の様々な状況には柔軟に対応いたします。特別に配慮いたします。詳しくは「社会人への配慮」の項をご覧ください。