学生活動
2026.07.07

今回は、入学前から関心を持っていた韓国語と日本語教育、多文化共生などを学び、現在、登録日本語教員の国家資格取得を目指している韓国語コース3年生の岡澤涼葉さんです。日本語教員養成課程を履修したきっかけや現在までの学び、台湾での日本語教育インターンシップなどについて振り返っていただきました。
私は高校生の頃から韓国語に興味があり、韓国語を専門的に学びたいと考えていました。また、JIU国際文化学科では講義を聞くだけでなく、プロジェクト型授業を通して実践的に学べることに魅力を感じました。もともとグループ活動や人と協力しながら取り組むことが好きだったため、自分に合った環境だと思い進学を決めました。
韓国語を学びたいという思いがあった一方で、自分の母語である日本語については意外と知らないことが多いのではないかと感じていました。日本語教員養成課程では学習者の視点から日本語を見つめ直すことができると考え、履修しました。
普段何気なく使っている日本語ですが、実際に教える立場で考えると説明が難しいものがたくさんあります。日本語の文法や表現の奥深さを改めて実感するとともに、「分かる」と「教えられる」は違うということ、学習者の立場で考えることの大切さを強く感じています。
日本語教育や異文化交流に興味があり、実際の教育現場で学びたいという思いから参加しました。当時はまだ1年生で日本語教授法については十分な知識がありませんでしたが、『まずは現場で経験してみたい』という気持ちで挑戦しました。帰国後に教授法や日本語教育関連の授業を履修したことで、研修中に先生方が行っていた指導や授業構成の意図を理解できるようになり、実践経験と大学での学びが結びつきました。
実際の学習者と関わることで、授業で学んだ知識だけでは分からないことを多く経験できました。学習者一人ひとりに異なる背景や学習目的があり、それに合わせてコミュニケーションを取ることの大切さを学びました。また、自分自身にとって初めての海外経験だったため、多くの刺激を受ける貴重な機会になりました。

活動の記念としてオリジナルTシャツを制作することになり、デザインを担当しました。日本語教育の活動で着用することを想定し、学習者や先生方の前でも着やすいよう、派手になりすぎないシンプルなデザインを意識しました。Tシャツの色は参加者全員で話し合って臙脂(えんじ)色に決定し、日本らしさを表現したいという思いから桜のモチーフを取り入れました。


登録日本語教員の国家資格取得に向けた勉強とゼミの活動に力を入れています。登録日本語教員試験に向けて、自主学習のほか毎週開催される勉強会にも参加し、日本語教育に関する知識を深めながら勉強を続けています。日本語教員養成課程で学んだ内容を復習するだけでなく、より専門的な知識を身につけられるよう努力しています。
また、私が所属する日韓協働ゼミでは、多文化共生や差別・偏見について学び、さまざまな立場の人が共に生きる社会について考えています。3大学協働プロジェクトにも参加しており、他大学の学生とともにインクルーシブ教育について意見交換を行っています。異なる考え方や経験を持つ人と関わることで新たな気づきを得ることができ、自分自身の視野を広げる貴重な機会になっています。
日本語教員養成課程での学びは、日本語教育に関する知識を身につけるだけでなく、自分自身の考え方や人との関わり方にも大きな影響を与えてくれました。日本語を学習者の視点から捉えることで、相手によって言葉の受け取り方や理解の仕方が異なることを学び、分かりやすく伝えるためには、相手の立場や背景を理解しようとする姿勢が大切であることにも気づきました。さらに、台湾での日本語教育インターンシップや日本語学習者との交流を通して、一人ひとり異なる目的や価値観を持っていることを実感しました。
こうした経験から、多様な背景を持つ人々を理解し、尊重する姿勢の大切さを学ぶことができました。日本語教員養成課程で培った「相手の立場に立って考える力」や「分かりやすく伝える力」は、将来どのような分野に進んだとしても役立つ力だと思っています。これからもさまざまな人との関わりを大切にしながら、学び続けていきたいと考えています。
韓国語コースでは、語学学習だけでなく、留学やボランティア、インターンシップなど、さまざまなことに挑戦できる機会があります。私自身、日本語教員養成課程の履修や日本語教育インターンシップなど、興味を持ったことに積極的に挑戦してきました。最初は不安もありましたが、一歩踏み出したことで多くの学びや出会いを得ることができたと感じています。大学生活は自分の興味や可能性を広げることができる貴重な時間です。興味を持ったことにはぜひ積極的に挑戦し、自分らしい大学生活を送ってください。
日本語教育インターンシップ (台湾) を実施しました
日韓協働ゼミ (中川ゼミ)
挑戦する韓国語コース生インタビューvol.1