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観光プロジェクトA(ツアー造成クラス)で作成した“冬の秋田“ツアーを㈱阪急交通社講師にプレゼンテーション

プロジェクト

2025.07.25

旅行ツアーの商品設計を学ぶ「観光プロジェクトA」では授業のとりまとめとして、阪急交通社の役員・管理職の方々に造成した3泊4日のツアーをプレゼンテーションしました。

審査の結果、全12グループの最優秀ツアーには「秋田の冬 温泉と美食をめぐる 心温まる夫婦旅」が選ばれました。また学生が選んだ“もっとも行ってみたいツアー”は「腹が減っては戦はできぬ!食べて極楽!秋田まんぷくツアー」、最優秀募集チラシは「五感で感じる秋田旅」になりました。

発表後、㈱阪急交通社 関口取締役常務執行役員から講評があり、「グルメをはじめ魅力ある観光資源を的確に取り上げ、顧客の関心をひきつけるツアーが多かった。ホテルの選択など、プロのノウハウを積極的に取り入れた提案も良かった」とのお言葉がありました。また改善点として「顧客満足度を高めるためには時間設定や降雪時の移動手段など、よりきめ細かな配慮が必要」とのご指摘もいただきました。

学生からは授業を振り返って次のような感想が寄せられました。

「ツアー作りは時間配分やコスト管理、冬の道路規制など考えなければならないことがたくさんあって難しかったが、楽しかった。旅行会社の人からこれまで知らなかったことをたくさん教えてもらって、募集型企画旅行への見方が変わった(3年生)」

「自分は今インターンシップの授業でツアーの添乗業務をしているので、ツアーの造成と運営をセットで学ぶことができてよかった。旅行会社の方が普段どのような仕事をしているか理解できた(2年生)」

「ツアー造成という実践的体験、そして自分の作った商品をプロの方に評価をしてもらうという、貴重な体験をすることができた。またグループ作業を通じて普段あまり話したことがなかった人とも仲が深まった(2年生)」

授業アンケートの結果からは多くの学生が本授業を楽しく、有意義だったと評価していました。今後も学生の声を聞きながら、継続的なカリキュラムの改善に取り組みます。

また、今回造成したツアーは来年2月に「国内研修」で実施する予定で、引き続き学生たちは旅行商品の企画から手配、実施までの一連流れを学び、深めてゆきます。

各グループ5分でプレゼンテーションしました

日本人と中国人留学生の混成チームは多国籍の観光客が交流をするツアーを提案しました

発表に引き続き、ディスカッションが行われました

発表は(株)阪急交通社の3名の講師と学生自身が評価しました

講評する(株)阪急交通社 関口取締役常務執行役員。学生にエールをいただきました