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倉林眞砂斗副学長が阜陽師範大学にてオンライン講演を行いました

国際教育センター

2022.11.24

11月12日に、本学の倉林眞砂斗副学長が海外協定校である阜陽師範大学外国語学院の要請により、「研究戦略を支える問題意識」をテーマにリモート方式で講演を行いました。

講演では、中国(山東省)を中心とする大?口文化の墓葬にみる飲酒文化、及び酒豪として知られた立原正秋という作家の精神世界やアイデンティティを通して、「考古学」と「文学」という異なる分野からの考察に基づき、「人間理解」や「異文化理解」に根ざした人文科学研究を展開する上で、いわゆる「専門分野」から少し距離を置いた形で問題意識を養うことの重要性について具体的な言及がなされました。

講演の終了後、質疑応答では大学院生から数多くの質問やコメントが寄せられ、研究活動をスタートした学生にとって、問題意識の持ち方やアプローチの仕方をテーマとする内容が特に響いたようでした。

この講演会には、外国語学院の趙從義院長をはじめ、阜陽師範大学の教員、学生合わせて約200名のご参加をいただきました。本学は、阜陽師範大学とは2019年より共同教育に関する協力関係を結んでおり、今回の講演会を通じ、両大学の交流をさらに深めることができました。