学生の活動
2024.10.11
千葉東金キャンパス地域公共マネジメント分野の神余ゼミナールでは「日本の課題を解決し、未来を明るくする企業ポートフォリオ作成」と題して様々な課題を解決するために取り組んでいる日本およびアジアの企業を探し、企業ポートフォリオを作成する研究活動をしています。
その研究の一環として、金融の仕組みや制度が地域や経済社会の発展にどう貢献しているのかを知るために、三菱UFJ信託銀行の信託博物館と東京証券取引所を見学しました。信託博物館では信託の歴史から、事例を交えた信託の活用方法を学び、東証では見学の後に「企業の見方・調べ方」についての講義を受けました。
ここで得られた知見をもとに、12月には学内発表を行い、1月には日経STOCKリーグにレポートを提出する予定です。
※この活動は城西国際大学学修研究活動の助成を受けています。
信託の仕組みと制度を学びました
信託の歴史についてパネル展示を利用して解説いただきました
信託博物館前にて
東京証券取引所見学記念
歓迎パネルに感動しました
「企業の見方・調べ方」についての講義を受けました
<信託博物館感想>
・信託には、[資産の運用][商業ビルやマンションの運営][街の開発][自然の保護][資産相続]などがあり、私たちの身の回りのさまざまな問題解決に活用されていることがわかり大変勉強になった。
・信託を適切に利用することで、万が一自分の身に何かが起きてしまった場合に、大切な事業等も受け継げるのだと知り、感銘を受けた。また、信託は法律によって厳格に保護されているため安心して託せるという点が、「信じて託す」ということに結びついていることがわかった。
<東京証券取引所感想>
・長い歴史を持つ場所で、株式が直接取引される様子を目の当たりにしたことは本当に素晴らしいと感じた。
・東証の講義では全てが今後の日経ストックリーグに役立つ内容となっており、特に企業の財務諸表でのセグメント情報を閲覧する事で、今回のテーマである地方移住に関連した銘柄が探しやすくなると感じた。今回は貴重な施設を見学する事ができとても勉強になった。
・CSRレポートや統合報告書を活用して、今後その企業が何をしたいのか、SDGsや環境・社会に配慮した取り組みは何か行っているのかを見ることでストックリーグにむけたより良い企業選びができるのではないかと思った。
<全体の感想>
普段見ることのない場所を見ることができない場所を実際に見ることができ、大学の講義等で知っていると思っていたことも、実際話を聞いてみるとイメージとは違う部分も多くありました。見学中もこれは授業でやったことがあるなど友人同士で言い合い自分だけでは気づかないところも発見できとても有意義な時間になりました。