海外研修
2025.03.21
観光学部で実施している台湾での海外インターンシップ・プログラムをご紹介します。
期間は9月から翌年2月までの6カ月間で、インターンシップ先は台北の5つ星ホテル「台北グランドホテル(台北圓山大飯店)」です。本プログラムでは、週5日、1日8時間のホテルインターンシップに加え、週1回、本学の海外協定校「台北城市科技大学」にて約3時間の中国語レッスンを受講します。
ホテル業務では、中国語だけでなく英語での対応も求められるため、幅広い実務経験を通じて、実践的な語学力の向上が期待されます。また、事前にインターンシップ・ビザを取得して渡航するため、現地ホテルで有償勤務が可能で、経済的負担の軽減にもつながります。さらに、大学の教育プログラムの一環として実施されるため、プログラム内容に応じた単位を修得でき、帰国後の単位不足の心配もありません。
「海外で暮らす」・「働く」・「学ぶ」という貴重な経験を同時に体験できる、実践的なプログラムです。
【2024年度 海外インターンシップ・プログラム(台湾)】
◾️ 研修期間:2024年8月26日~2025年2月21日
◾️ 参加人数:3名
◾️ 出発~帰国までの様子
出発ゲート前で ※左から金子裕人さん(2年)・齋藤瑞季さん(3年)・高橋 丈さん(3年)
無事到着!(ホテルの寮で腹ごしらえ)
台北城市科技大学での交流会
いよいよ実習開始(フロント前にて)
実習の様子(フロント業務)
実習の様子(レストラン業務)
実習の様子(レストラン業務)
半年間の実習を終えて修了証を手にした3名
帰国後の実習報告会の様子
実習を終えた学生の声
◯ 観光学部3年 齋藤瑞季さん
「このプログラムを通じて、ホテルの大変さや楽しさを学べたのはもちろんそれだけではなく、台湾の国民性や文化についても深く理解できました。そして、台湾が好きになりました。そして、台湾で外国人の友達を沢山作れてよかったです。また、海外で働くという新しいことに挑戦できてよかったです。日本で働くよりも自分にあっているのではないかなと感じました。さらに、語学の重要性を再認識したため、今後は中国語や英語をもっと勉強していきたいと考えさせられました。今後はさらに多くの刺激を求めて、台湾はもちろんそれ以外にもさまざまな国を訪れ、新たな経験を積んで行きたいです。」
◯ 観光学部3年 高橋 丈さん
「まず、本当にこのプログラムに参加して良かったなと感じています。外国で働いてみないと感じられない体験、そして私にとって、いかに多くの知識や学びが足りていなかったかを改めて感じることができた貴重な経験でした。今後の目標は、まだ十分ではない語学力を伸ばし、海外と日本を繋げるような仕事についていきたいと考えています。」
◯ 観光学部2年 金子裕人さん
「6カ月間の台湾でのインターンシップを通じて、語学力向上をはじめ、多くの学びや貴重な経験を得ることができました。このプログラムに参加していなければ、語学学習への意欲や海外への関心が次第に薄れていたかもしれません。私はこれまで、どんなに勉強しても他言語を話せるようにはならないと半ば諦めていました。しかし、本プログラムを通じて、中国語を母国語とする人々と日常的に会話をする機会を得たことで、最初は全く聞き取れず話せなかったものの、次第に会話が成立するようになりました。この成功体験がなければ語学に対する姿勢も悪くなっていったかもしれません。海外での生活に対しては、不安もありましたが、現地の方々の温かいサポートや働きやすい環境のおかげで、その不安はいつの間にか消えていました。このインターンシップでは、多くの貴重な体験をし、かけがえのない友人や仲間にも出会いました。最初は不安や戸惑いもありましたが、今振り返ると本当に参加してよかったと心から感じています。この経験は、今後の人生において大切な宝物となると思います。私は大学3年生となり、就職活動が本格化するため、この経験を活かし、より広い視野を持って進めていきたいと考えています。また、語学学習への意欲も一層高まり、このプログラム修了後も継続して学び続け、さらに多くの世界を旅したいと思います。」