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日本語教員養成課程(副専攻) カリキュラム

「グローバル日本語教員」を育成しています。

国際交流学科では、「教える知識技術と心構え」と「日本人・地球人としての教養」を兼ね備え、国内でも海外でも即戦力となる「グローバル日本語教員」を育成しています。

日本語教員とは?

日本語教員とは、日本語を母語としない人に、外国語としての日本語を教える教員のことです。グローバル化にともなって、日本国内でも、国外でも、日本語教員の需要が高まっています。

これに合わせて、国際交流学科は、日本語教育の専門家としての水準に達していることを証明する「日本語教育能力検定試験」に即して授業内容を構成するとともに、以下のような海外での日本語教育インターンシップを豊富に設けています。

またJIUで過ごす間も、世界各国からの留学生の日本語のサポートをしながら、実践的に学ぶことができます。

海外で日本語教育を体験する

STEP 1: 台湾で日本語を教える

海外の日本語教育の現場で実践するための機会としては、大きく二つあります。一つは、コミュニケーション・インターンシップです。これは、台湾の姉妹大学で行われている日本語教育プログラムに母語話者の講師として参加する日本語教育実習です。研修の内容については、コミュニケーション・インターンシップをご覧ください。

STEP 2: 世界で日本語を教える

もう一つは、日本語教育インターンです。独立行政法人国際交流基金の助成を受け、ハンガリーのブダペスト商科大学、台湾の台北城市科技大学、韓国の東西大学校などへ派遣される学生が多くいます。

修了後の進路は?

日本語教育養成課程(副専攻)を修了した学生の中から毎年、日本語教師が誕生しています。国内の日本語教師はもちろんですが、海外で日本語を教える卒業生たちもいます(下記の「海外で活躍する日本語教員」をご参照ください)。

日本語教師以外にも、空港のグランドスタッフ、ホテルマン、英語教師など、英語を使って外国の方々と関わる仕事に就く人も多くいます。

なお、本学科で日本語教育養成課程(副専攻)を修了すると、卒業時に学士(国際交流)の学位記に加えて、副専攻の修得認定証が授与されます。

2020年度副専攻修了者は17名もいました(マスクを着用しているのは、コロナウイルス感染予防のためです)。大学院に進学し非常勤講師を務めるという方や、インターナショナルスクールで子どもたちに日本語を教えるという方もいました。

2018年度副専攻修了者6名のうち、2名は4月から日本語学校で専任教員として日本語教師を務めます。また、1名は英語を子どもたちに教えるインストラクターになります。 (写真は林 千賀 教授〈中央〉と修了者4名です)

海外で活躍する日本語教員

羽鳥 美有紀 さん

(2004年3月卒業, 現在は帰国し、城西国際大学に勤務)

(2015年3月卒業)

(2014年3月卒業)

 

大学院でさらに専門を極める道も

日本語教員養成課程(副専攻)をしたのち、大学院人文科学研究科グローバルコミュニケーション専攻(修士課程)に進学し、日本語教育分野でさらに専門性を高める学生もいます。

大学院修了後は、中国や台湾、マレーシアなどの大学で教鞭をとっている卒業生たちもいます。