開催報告
2025.12.01
11月8日・9日の大学祭 (JIU Festival) において、国際文化学科ではホームカミングと展示、模擬店、体験教室を行いました。

国際文化コースの展示室では、教員が学生の活動内容などをパネル形式で紹介しました。当日は卒業生や定年退職なさった教員も来訪され、同じ海外協定校に留学した経験を持つ卒業生と在学生が、体験を共有しながら交流を深める貴重な機会ともなりました。展示パネルの一部は「ゼミ紹介」のページでも公開しています。


また、岡田ゼミの学生主催でチュロスの模擬店を出店し、大森ゼミの学生らも手伝い、用意したチュロスを完売することができました。国際文化コースの展示室で国際文化に関するクイズを行い、全問正解者にはチュロス増量特典を提供しました。
今回の模擬店運営で中心的役割を果たしてくださった岡田ゼミ3年の岩渕さんに感想を伺いました。
今回、初めて模擬店を出店し、この経験を通してリスクマネジメントの大切さとリーダーとしての在り方について学ぶことができました。
まず、準備段階では、余裕を持って進めるつもりでいましたが、出店内容の競合や使用できる材料の制限などにより、急な予定変更を迫られる場面が多くありました。このことから、予備の選択肢を予め持ち、Aが難しければ即座にBへと即座に対応できるようにしておくことが大切だと実感しました。そのようなことがありつつも、本番では2日間とも完売し、300食という販売目標を達成することができました。これは、私たちが準備段階で決して手を抜かなかった「試作・試食」に要因があると考えています。今回販売したチュロスは、揚げ時間だけでなく油の温度、パウダーの配合割合に至るまで細かく調整し、納得のいく味を追求しました。その結果、買っていただいた方々から「チュロス美味しかったよ!」と声をかけていただき、大きなやりがいを感じることができました。
また今回の活動は、リーダーとしてメンバー全員が意欲的に参加できる環境をつくるにはどのように指示を出し、どのように全員を巻き込んでいけばよいのかを考える貴重な機会となりました。私はこれまで、人をまとめる経験をしたことがほとんどなかったため、メンバーにどこまで任せてよいのか判断できず、一部のメンバーだけで話合いを進めてしまうことがありました。しかし、今回の学祭を通して、リーダーだからと全て抱え込むのではなく、リーダーだからこそ適切に役割を分担し、全員で目標達成に向かうことこそが成功に繋がるのだと気づくことができました。人としても大きく成長できた学祭だったと感じています。
代表として至らない点も多くありましたが、メンバーや先生方をはじめ、多くの方々の支えがあったおかげで、最後までやり遂げることができました。関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました。