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映像芸術コース サウンド・音楽分野滝口ゼミが産学連携プロジェクトを開催しました

映像芸術コース

2025.10.13

10月5日(日)、映像芸術コースサウンド・音楽分野 滝口ゼミが、有限会社ユージンプランニング(東京都千代田区/代表取締役 坂元勇仁)のプロデュースする作曲家・片倉惇率いる音楽クリエイターユニット「JUN MUSIC」と共同で、最先端の立体音響体験イベント『JUN MUSIC展:EXTREME IMMERSIVE DAY』を開催しました。



当日は30社のメディア企業の方や学生など、およそ100名の来場があり、「立体音響の可能性を感じることができた」と、会場は大きな熱気と一体感に包まれました。

参加学生のコメント

飯島 陽向さん(4年、演奏担当)

普段はライブや音源で“正面から聴かせる”ことが多いけれど、今回は音が空間の中を自由に動き回り、聴く人の周囲を包み込むように感じました。自分たちの音が立体的に広がっていくのを感じながら、「音ってここまで空間と一体になれるんだ」と驚きと発見の連続でした。普段のミックスでは気づけなかった音の距離感や、細かなニュアンスが立ち上がってきて、まるで曲そのものが新しい表情を見せてくれるようでした。この体験を通して、音楽の届け方や聴き方の可能性をあらためて感じました。今後の制作にもきっとつながっていく、大きなきっかけになったと思います。

淺野 陸空さん(3年、PA担当)

準備の段階から、片倉さんやゼミのメンバーとそれぞれの音の感じ方、場面に適したSEについてディスカッションを重ねていく中で、自分一人では思いつかなかった考え方を知ることができ、とても良い学びになりました。外部の来場者中心のイベントに携わるのは初めてだったので、本番中や終了後はやり切ったという達成感と楽しかったという幸福感が凄かったです。
一方で、準備の段階でパッチミスやプリポストの確認を怠ってしまい、音が出ない信号が行かない等の細かいミスをしてしまうという課題もありました。学んだことを思い出して冷静に対処するということを教訓にして、これから自分たちもより良いステージを作っていこうと思います。

渡邊 陽菜さん(3年、ポスター作成・設営担当)

私は立体音響の歴史展のポスターデザインや部屋の装飾を担当しました。プロの方からアドバイスをいただきながら、どうしたら見やすく楽しんでもらえるポスターができるのかを考える良い経験になりました。特に、参考資料の扱い方や身近なものから学ぶ方法は、デザイン以外にも日常で活かせる考え方だなと感じました。当日は、5階の各ブースで案内をしましたが、関係者の方々のお話を聞けたことも大きな学びとなり、JUN MUSIC展で自分がとても成長できました。