国際教育
2021.06.18
4月22日にスタートした仁川大学校とのオンラインによる共同言語研修(全6回)が、6月3日の「成果発表会」をもって最終回を迎えました。
本研修には総勢29名(城西国際大学14名、仁川大学校15名)の学生が参加しましたが、本学からは国際人文学部4名、福祉総合学部1名、メディア学部7名、観光学部1名、看護学部1名と様々な学部からの参加であったことが印象的でした。
これまでの5回は、「コロナ禍で過ごす私の大学生活」「私が住んでいる地域・都市はどんな所?」「自国の独特な文化や習慣は?」「学習言語の勉強方法」など、毎回異なるテーマについて話し合いました。日韓混成の5グループに分かれ、本学の学生は韓国語で、仁川大学校の学生は日本語で交流し、各グループの代表者が討議成果をとりまとめ発表してきました。
今回の「成果発表会」では、両大学のスタッフが協力してこれまでの発表内容を総合的に判断し、優秀グループを決め表彰しました。また、グループごとに事前に送りあった贈り物を互いに説明・紹介しあい、大変盛り上がりました。
仁川大学校の学生さんから届いたおそろいの服を着てみました
韓国で大人気のアーモンド菓子をいただきました
研修後、参加学生のアンケートには以下のような嬉しいコメントが寄せられました。
・韓国の同世代の人達と交流する機会をなかなか持てない中で、このようなオンラインという形で交流できたことが本当に嬉しかったし、グループに分かれてのテーマ発表などで韓国語を積極的に話すことができた。韓国語力も伸びたと思う。
・テキストの韓国語ではなく同年代の人達が使う言葉や表現などを知ることができ、分からないことはすぐに質問できたのでとても良かった。また、ネイティブの発音を聞いて話すことで会話力が上がり、すぐに身につくのでとても勉強になった。
・普段授業で習っている自分の韓国語がどのくらい通じるのか改めて知ることができ、これからの韓国語学習のモチベーションになった。またこのようなプログラムがあればぜひ参加したい。
・2年生で韓国に留学する予定だったがコロナ禍で留学できなかったので、今回このような機会があり貴重な経験になった。
海外への派遣が難しい中、このようなオンラインでの共同言語研修を通して、両大学の学生が絆を深めたことは大変有意義でした。併せてスタッフ同士も信頼関係を強めることができました。今後も継続して実施したいと考えています。
優秀グループが発表された時の様子
毎回研修の最後に記念写真を撮りました