地域活動実践
2024.06.08
「将来、もしも自分が手術を受けることになったら…?」
「手術後、どんなリハビリが必要なの?」
そんな不安や疑問をお持ちのあなたへ。城西国際大学では、千葉県千葉リハビリテーションセンターとの共催により、市民公開講座「どうしよう!股・膝の手術」を開催しました。
当日は、22名の地域住民の方々が参加。
千葉リハビリテーションセンターの付岡正先生による「最新の人工関節手術とは?」をテーマにした講演では、人工関節置換術の最新技術や、手術後のリハビリテーションの重要性について解説がありました。専門的な内容でありながらも、わかりやすく丁寧に説明されたことで、参加者の方々は熱心に耳を傾け、メモを取る姿も見られました。
講演に引き続き、理学療法士でもある教員による実践的な体操指導では、日常生活で役立つストレッチや運動を、参加者全員で行いました。
「こんなにも簡単にできる運動で、効果があるんですね!」「先生と一緒に体を動かすと、楽しくていいですね。」など、参加者の方々からは、体操を通して体の変化を実感できた喜びの声が聞かれました。
そして、本学理学療法学科の学生たちが中心となって行われた体力測定会では、参加者一人ひとりの身体能力を測定しました。
学生たちは、事前に綿密な準備を行い、参加者の方々に優しく丁寧に説明しながら、測定や記録を行いました。
「学生さんたちは、とても親切で、安心して測定を受けることができました。」「若い人たちと触れ合う機会があって、とても嬉しかったです。」と、参加者の方々は学生たちの丁寧な対応に大変感激されていました。
今回の講座では、5月に開催された市民公開講座の経験を活かし、学生たちがより主体的に活動している様子が印象的でした。
例えば、講座前に参加者一人ひとりに丁寧に挨拶し、緊張をほぐす工夫をする学生や、測定器の使い方をスムーズに説明する学生など、積極的に行動し、コミュニケーションを図る姿が見られました。
城西国際大学理学療法学科では、今後も地域住民の健康増進に貢献するため、このような市民公開講座を継続的に開催していきます。
地域社会との連携を通して、学生たちは実践的なスキルを習得し、将来、医療現場で活躍できる人材へと成長していくことを期待しています。