開催報告
2025.07.29
国際文化コースには、多様な関心を持つ学生たちが集まり、互いに刺激を受けながら学びを深めています。
7月26日(土)のオープンキャンパスでは、国際文化コースならではの多様な学びを実践してきた二人の学生が、教員とともにクロストークを行いました。
| 域学共創プロジェクト×英語
幼いころから地元で郷土芸能やお祭りに親しんできたことから、市と連携して祭事に参加する「域学共創プロジェクトH」に関心を持った2年生。1年生のときにこのプロジェクトに参加し、市の郷土芸能や文化を体験を通して学ぶと同時に、地元の社会人の方々と共に活動するなかで、地域の課題や人々の思いにも触れ、視野が大きく広がったと語ってくれました。
「世界遺産のいま」の授業では、最終課題としてフライトや日程まで含めた本格的な世界遺産ツアーを自ら企画したことで、世界各地の遺産やその課題について理解を深め、観光への関心も高まりました。実際の交流を通して語学を学ぶスタイルが自分に合っていると感じており、第二外国語の韓国語は、活動を通してアクティブに学ぶ韓国語コースの学生との協同作業から刺激を受けながら、楽しく学んでいます。
英語の授業では、留学生とさまざまなトピックで英会話を楽しみながら異文化理解を深めています。現在は、TOEICスコアの向上を目指して英語学習にも力を入れています。
| 国語科教職×部活
女子ソフトボール部のキャプテンとしてチームをリードしながら、国語教師を目指して学び続ける文武両道の4年生。国語教師を志すきっかけとなった高校時代のエピソードから、国際文化学科での学びの日々まで、本音で語ってくれました。
部活動で仲間と真剣に向き合うなかで、言葉が持つ力を実感した経験が、苦手意識のあった国語をあらためて学び、言葉の力を育む国語教師を志すきっかけとなりました。
日本文学やアメリカ文学など様々な文学の授業と、国語科教職の先生が授業外で開催している勉強会で、読解力・思考力・表現力を高めると同時に、留学生との交流や中学校の現場でのインターンシップを通して異文化理解も深めています。特に、フランス語の授業で出会ったフランス人留学生と友だちになり、授業外でも英語を介してフランス語や日本語を教え合う関係を築けたことは、「本学だからこそできた経験だった」と語ってくれました。
グローバルキャンパスで多様な背景をもつ留学生と共に学び、実際の交流や経験を通して異文化理解を深めてきた彼女は、そうした学びを活かし、国際化が進む時代にふさわしい国語教師になりたいという強い思いで締めくくってくれました。
| 中国語カフェ
中国語での自己紹介にチャレンジしたり、言葉の違いだけでなく文化の違いにも触れられるよう、日本とは異なる数の数え方を学んだりしました。
| 教員と在学生による学び紹介ブース
国際文化学科での学びの魅力を、留学、国語科教職、日本語教員養成課程、歴史、ヨーロッパ関連などのトピックに分けて、教員と在学生が紹介しました。
次回のオープンキャンパスは8月2日(土)です。国際文化コースの学びや雰囲気を、ぜひ直接感じてみてください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。