日本近代文学の作品 (主に明治期~第二次大戦前の作品) を読み解き、その作品の背景にある問題や日本の近代について考察しています。
3年次には、文学研究に必要な文献調査の方法などを学び、具体的な作品を読みつつ討論を通じて、作品の理解を深めていきます。また同時に、作品の背景にある歴史的社会的状況についても考えます。
4年次には、各学生が設定した研究テーマについてゼミで報告を行い、他の参加者の意見や批判を聞きつつ、考察を深めていきます。そして、最終的には考察した結果を卒業論文にまとめます。
参加者が研究対象とする作家は夏目漱石や梶井基次郎、宮沢賢治、江戸川乱歩、太宰治など様々で、皆自分なりの読み方を探究しています。