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大学連携日本語パートナーズ派遣 海外プログラム

独立行政法人国際交流基金より「大学連携日本語パートナーズ派遣」の助成を受けて、JIUの海外協定校・台北城市科技大学に派遣されている国際交流学科の学生たちからレポートが届きましたので、お届けいたします。

2020年度入学生 伊藤 優花
​​​​​​​2020年度入学生 江田 寧華

 

私たちは、台北城市科技大学へ1ヵ月間、日本語教師のインターンシップに来ております。この大学では、日本語の授業実習をしたり、先生方の授業を見学したりして、日本語教師の働き方を学んでおります。また、現地の高校でも授業実習をさせてもらっています。

高校で日本語での自己紹介の練習をしました
 

日本語教員養成課程(副専攻)で「日本語教育実習」の科目を履修したので、そこで学んだ語彙や文法のパターン練習と、そして実際のコミュニケーションにつながる様々な活動を通して、台湾人学習者に日本語を教えています。

授業を受けている学生と会話する際、林千賀ゼミで学習した「やさしい日本語」を使って会話することを心がけたおかげで、どんなレベルの学生ともスムーズに会話できただけでなく、すぐに仲良くもなれました。放課後や休日には、学生がおいしいレストランに連れて行ってくれたりして、台湾の文化にも触れることができています。

毎週木曜日の7・8限には、日本の新聞の読み方やテレビニュースの聴き方について教えています
 

他に林ゼミでは、千葉県山武市の外国籍児童にゲームや遊びを通じて日本語や日本文化に親しむ機会を提供する活動を月に1回行っています。この活動で学んだことを生かして、台湾でも学習者と一緒に福笑いやカルタなどを通して楽しく日本語を教えることができました。

初級クラスで、ひらがなのカルタをしてみました
 

2023年3月11日(土)には宜蘭高級商業職業学校へ行き、日本語での自己紹介のしかたを教え、伝言ゲームや福笑いなどを通して日本文化に触れてもらいました。

高級商業職業学校では、「上」「下」「右」「左」を導入した後、福笑いをしてみました。
 

台湾でのインターンシップは、日本語教員養成課程(副専攻)の科目で学んだことや東金キャンパスでの留学生との交流が十分に生かされていると思います。