地域活動実践
2025.02.03
城西国際大学 理学療法学科では、地域住民を対象とした体力測定や健康支援に参加するだけでなく、地域で生じている課題を学生自身が考え、改善策を検討し、その成果を地域へ発信する実践的な学修を行っています。
2月3日、東金ショッピングセンター サンピアにおいて、城西国際大学の「域学共創プロジェクト」成果報告会が開催されました。
理学療法学科教員が担当する正課科目「域学共創プロジェクトF」の履修学生も参加し、1年間にわたる地域での活動と、そこから見えてきた課題について発表しました。
今年度の「域学共創プロジェクトF」では、地域で実施されている体力測定会などの健康関連イベントについて、
「まだ参加したことがない地域住民に、どのように関心を持ってもらうか」
「一度参加した人に、継続して参加してもらうためには何が必要か」
という課題に着目しました。
健康づくりの活動では、測定会や運動教室を開催するだけでなく、健康支援を必要とする人にどのように情報を届け、参加につなげるかという視点も重要です。
学生は、地域活動を経験する中でこの課題について話し合い、地域住民の参加を促すための方法を検討しました。
学生が検討した取り組みの一つが、自ら地域へ出向いて健康イベントを知らせることです。
具体的には、
といった方法に取り組みました。
学生は、身体機能を測定することだけでなく、地域住民に健康活動へ関心を持ってもらうにはどのような働きかけが必要なのかについても考えました。
これは、地域理学療法を「測定や運動指導」だけで捉えるのではなく、健康づくりに参加する人をどのように増やし、継続的な健康行動につなげるかという地域課題まで考える学びです。
今回取り組んだテーマは、前年度の成果報告会において、参加者から寄せられた質問をきっかけとして生まれました。
地域で活動し、その成果を発表することで終わるのではなく、地域住民や関係者から得た質問・意見を次の課題として取り上げ、新たな活動へつなげるという学びが継続しています。
今回の報告会でも、学生は多くの参加者の前で活動成果を説明し、質問や意見を受けました。
学生にとって、自分たちの取り組みを言葉にして伝え、地域からフィードバックを受けることも、地域課題を考える重要な学修機会となりました。
成果報告会では、「プロジェクトF」だけでなく、城西国際大学のさまざまな域学共創プロジェクトについて発表が行われました。
学生は他のプロジェクトの発表を聞くことで、健康分野だけではなく、地域社会にはさまざまな課題があり、それぞれ異なる方法で解決に取り組んでいることを知る機会となりました。
理学療法士として地域に関わる際にも、身体機能や健康だけを見るのではなく、地域の生活環境や社会的な課題を理解する視点が重要になります。
「域学共創プロジェクトF」では、学生が地域の体力測定会や健康関連活動に参加し、地域住民と直接関わります。
そして、その経験をもとに、
地域で活動する
→ 地域住民と関わる
→ 課題を発見する
→ 学生同士で改善策を検討する
→ 実際に取り組む
→ 成果を地域へ発表する
→ 意見を次の活動へつなげる
という一連の学修を行います。
城西国際大学理学療法学科では、地域活動への参加そのものを目的とするのではなく、実際の地域課題について学生自身が考え、改善に向けて行動する学修を重視しています。
城西国際大学理学療法学科では、1年次から地域住民を対象とした体力測定や健康支援を経験し、その活動から見えてきた地域課題について学生が検討し、成果を地域へ発信する実践教育を行っています。
「域学共創プロジェクトF」では、身体機能評価やコミュニケーションだけでなく、地域住民の健康活動への参加促進や継続支援など、地域全体の健康づくりをどのように進めるかという視点についても学びます。
今後も城西国際大学理学療法学科では、地域での実践と大学での学修を往復しながら、地域住民や関係者から得た意見を次の活動へつなげる教育を進めていきます。
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過去の域学共創プロジェクトの活動記事
活動1:https://www.jiu.ac.jp/pt/news/detail/id=16724
活動2:https://www.jiu.ac.jp/pt/news/detail/id=16877
活動3:https://www.jiu.ac.jp/pt/news/detail/id=16960
活動4:https://www.jiu.ac.jp/pt/news/detail/id=17621
活動5:https://www.jiu.ac.jp/pt/news/detail/id=17975